検索窓
今日:83 hit、昨日:9 hit、合計:19,335 hit

49 ページ2

社長室の方から低く威圧感のある声が響いた
其処に居たのは白銀の髪に和服を着た男性が立っていた
Aは発狂しそうになったが堪えた

国木田がその男性に社長と云って頭を下げる
敦はしゃ、社長!?と声を上げて狼狽える

福沢「そこの太宰めが”有能なる若者達が居る”と云うゆえ
  その魂の真贋、試させて貰った」
武装探偵社 社長
福沢諭吉 能力名【人上人不造】

太宰「いやね?君たちを社員に推薦したのだけど
  A君は兎も角、君は区の災害指定猛獣だ
  保護すべきか社内でも揉めてね
  で、社長の一声でこうなった、と」

敦は終始口をあんぐりさせていた

国木田「で社長……結果は?」
国木田はチラリと福沢を見る
福沢と敦の視線が交差する

福沢「太宰に一任する」
そう云ってスッと社長室に戻った

其処で敦は何かに気付いたようにハッとなる
敦「つ、つまり……?
  僕に斡旋する仕事って」
太宰「合格だそうだよ
  武装探偵社にようこそ


  中島敦君、竜宮院A君」

ナオミ「おめでとうございます!」
谷崎「お役に立てて善かったです」
敦「いやいやいや、こんな無茶で物騒な職場
  僕には無理ですよ!」
敦は慌てて弁明するが、

太宰「皆を助けるために爆弾に覆い被さるなんて
  中々出来ることじゃない」
ナオミ「そうですよ!ナオミ感動しちゃいました!」
太宰「君は大丈夫だ」
と云われる始末だった

50→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月夜のジョバンニ | 作成日時:2021年12月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。