I Love “IDOL” (ページ9)

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北「んー、、」

大「ほら、いくぞー」

北「、やだぁ、しんたろーくんがいい、」

ん、？俺なんて言った、？

樹『ぶっ、ご指名だぞ慎太郎くん？笑』

慎『うるせぇ、からかうなよ、』

ジ『顔真っ赤じゃーん笑』

もーどーにでもなれ、なんも考えられない頭で、考えを放棄した

慎『ふぅ…じゃ、いこう、』

北「、ん、え、っ」

あれ、俺、浮いてる？

高「すごい、すごいっ！」

ジ『おぉっ、慎太郎積極的〜っ！』

周りの茶化す声なんて、俺には届いてない

大きな手と、近くにあるかっこいい顔で、頭がいっぱい

おれ、もしかして、お姫様抱っこされちゃってる、？

慎『首に、手回して、揺れたらごめんね、』

北「うん、」

トイレについて、ゆっくり下ろしてくれた

優しく、背中を撫でてくれたけど

上手くできなくて、勝手に涙が溢れてくる

慎『、北斗くん、口開けて？』

北「なに、するの、？」

慎『、ちょっと痛いかもしれないけど、手いれちゃおうかなって』

北「、だめ、じぶんで、やる、きたないから、しんたろくんにそんなことさせられない、」

慎『いーから、苦しいでしょ』

抵抗はしてみたけど、結局力がはいんない俺は無力で

されるがまま

北「、ごめ、しんたろくん、」

慎『いいって、頑張ったね、』

ぎこちない手付きで、優しく頭を撫でてくれる慎太郎くん

、ドキドキする、

いつも、テレビとかで慎太郎くんを見てる気持ちとは、

なんか違う、

慎『立てる、？』

北「、もうちょっと、したらたてる、とおもう、さきもどってて、」

慎『こんなとこに、置いてけない、っしょ』

北「ちょ、おもい、から」

慎『北斗くんは、軽いよ、さっき思ったけど』

軽々と俺の事を抱き上げ、歩き出した慎太郎くん

慎太郎くんの、匂い、落ち着く

いつの間にか、意識が遠のいていった