I Love “IDOL” (ページ8)

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樹くん京本の席は、

なんかわかんないけど樹くんが京本を口説いてる(？)、

京本は顔真っ赤にして、ひたすら頷いてる

そして、俺の席は言わずもがな慎太郎くんがとなりに

ドキドキで、隣みれないよ、

沈黙が続く

先に口を開いたのは、慎太郎くん

森『あ、のさ、』

松「は、はいっ」

お互い、ぎこちないけど、俺は言葉を一言かわしただけでこんなに嬉しい、

森『俺、この前のライブで君のことはじめてみた、それで、』

松「ファンサ、してくれましたね、」

森『そう、なんかビビって、来ちゃって、思わず』

松「ビビっ、？」

森『あぁ、怖かったんじゃなくて、、あの、』

なかなか、切り出さない慎太郎くん

なんだろう、？

森『おれ、君に一目惚れ、したんだ、』

時が止まったかと思った

ひとめぼれ、？

また、沈黙

俺は思わず俯いてしまって、慎太郎くんの顔がみれない

だって、今の俺、酷い顔してる

自分でも顔が熱くて、真っ赤なことがわかるから、

森『あっ、えっと、やっぱなんでもない、忘れて！、』

いきなり、俯いてしまったからなのか焦ってる慎太郎くん

、俺、男だよ、？俺からの一方通行の愛じゃないの、？

色んな考えが頭を巡る

運『つきましたよ』

その言葉で、一斉に車を降りた

悶々とした気持ちのまま、慎太郎くんの少し後ろを歩く

店に入って、個室に通される

各々、ビールやらなんやらを頼んで乾杯

酒が回ると、盛り上がってきてみんなすっかり打ち解けてる

高地なんて普段のあんまり飲まないのに、飲んでるから

ジェシーくんに支えられてるし、

そんな雰囲気の中でも、さっきの言葉がどうしても気になって酔えずに、黙ってる俺

その上、慎太郎くんと目が合うと分かりやすく逸らしてしまう

ダメダメ、忘れないと、

いつの間にか、酒のペースが早くなってて、なんだかふわふわしてきた、

大「北斗ー、さすがに飲みすぎ、笑」

高「めーおちてるよー」

ジ『それは、こーちも人のこと言えない笑』

樹『そろそろ、水にしといたら？』

北「だいじょーぶ、だいじょーぶ、おれつよいからぁ」

視界もぼやっとするし、呂律も回んなくて、自分でも何言ってるかわかんない、

大「あーあ、完全に出来上がってるよ、」

ジ『北斗ー、だいじょぶかー？』

北「んー、きもちわるぃ、」

樹『あらら、トイレ行く？』