キスにハマった赤井さん【赤井 秀一】

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『「いただきます」』




同時に食べ始める２人




『美味しいーッ』



「ほぉー」




その味に満足したようで
双方どんどん箸が進む





ふと、赤井の視線がAの口元に止まった

形の良い唇はAが咀嚼する度に
上下に動く


ただそれだけのことなのだが…



赤井は何故か
そこから目を離せずにいた




(あのキスは何だったんだ…)





自分も食事を続けているが
頭の中はキスのことでいっぱい



Aとキスした後は
その感覚が忘れられず
無意識のうちに何度も何度も
自分の唇を指でなぞった




それで良いのかＦＢＩッ！？
と、金髪の男の声が聞こえてきそうだが…

それ程までにAのキスは
ものの数分で赤井を
魅了してしまっていたのだ





(キスの相性が良ければ
身体の相性も良いと言うが…)





頭の中はもはや大人の世界だ

だが、今はまだ夕暮れ時であって
しかも食事中

そもそも今日出会ったばかりの女性相手に
そんなことを考えても良いものだろうか





(最近、ご無沙汰だからだろう)





アメリカから遥々日本へ組織を壊滅すべく
やってきているのだ

その手のことが疎かになるのは
当たり前のことだった





(それ以外考えられない

でなければ、たかがあんなキスで…)




そう、たとえご無沙汰であっても
あんなキスで自分が魅せられる訳がないと
赤井は自分の中で解決した





『赤井さんも飲む？』





Aがワインを片手にしながら
赤井に聞いてくる





「あぁ、頂くよ」





自己解決した赤井は
スッキリした顔で赤ワインを
口に含んだのである









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皆さまこんにちは！
作者の i です。

キスにハマった赤井さんをご覧いただき
ありがとうございます！

昨日から公開しましたところ
ヒット数がうなぎのぼりして
驚きと喜びでいっぱいです^ ^

一桁見間違えたかと
思ったくらいです笑笑


本当にありがとうございます！



今回は自由人に振り回される赤井さんを
書いてみたいと思っております。


ちょっと大人な要素を取り入れつつ
お話を進める予定です。



更新は不定期ですが
引き続きお楽しみくださいませ。



また、評価やコメントを頂けますと
やる気が出ます笑




ではでは、これからも
よろしくお願いします！

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