6話 ページ7
御主人様がふいに話し掛けてきた。
「なぁ、お前は覚えているか?俺たちの出逢いを」
覚えてないわけないよッ!あんな強引に連れてこられたらさッ!←
「・・・お前は忍びには不向きだな。全て表情に出ているぞ、それにうっすら口が動いている」
うそぉ!・・・・って急に視界が反転して後頭部に軟らかくて暖かい物が。上に見えるは白塗りの天井と組まれた木・・・と御主人様の端麗な御顔
只の一兵士に、ましてや忍びが絶対に見ることのない光景。理解するのにたっぷり時間を要してしまった
薄く微笑まないでくだされ御主人様。ただでさえ端麗な顔に見つめられて少々体が火照っているのです。微笑まれたら私の身が持たぬどころか、熟れた柘榴のようになってしまいまする
「どうしたのだ?俺は髪を梳いただけだぞ、それだけでお前の顔は柘榴のようになった。・・・・・真に愛いなぁ」
その一言で体中の血が沸騰したように熱くなる。髪を梳かれただけでも恥ずかしかったのにぃ・・・!!!
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猿飛白虎(プロフ) - だいむさん» コメントありがとうございます。前書き、というのは何処でしょうか……? (2017年4月10日 16時) (レス) id: 8916e01945 (このIDを非表示/違反報告)
だいむ - 前書きが見にくいので文字の色を変えて欲しいです()でも作品は面白い! (2017年4月10日 14時) (レス) id: d5822e7995 (このIDを非表示/違反報告)
猿飛白虎(プロフ) - 唯那さん» 唯那さんありがとうございます!でも、好きなことばっかり書いていたら不快に思われる方もいらっしゃるので、その辺りを気にしながら綴らないといけないので…コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2016年12月29日 15時) (レス) id: fed5397e78 (このIDを非表示/違反報告)
唯那(プロフ) - この作品本当に面白いです!!更新頑張ってください♪(私が言えたことじゃないですけど、史実がどうとか……自分の好きなのが書けたらそれでいいと思いますよ? (2016年12月29日 15時) (レス) id: 4c427150e2 (このIDを非表示/違反報告)
猿飛白虎(プロフ) - 端さん» それと、前述したように戦場のあとの死体は処理せねばなりません。その死体を戦忍びとしてやっていたのです。聡明だと思われる端様ならお分かりでしょうが。時間軸がごちゃごちゃになっていますので、書き直します。今週中に書き終えますので悪しからず。 (2016年12月7日 21時) (レス) id: 5819e2a5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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