『お嬢様の気まぐれラザニア』 ページ7
XANXUS ｢よく知ってんな...｣
Aがヴァリアーに来てから分かったことなのだが、案外箱入り娘では無いようで、本部にいる間も毎日の様に街に遊びに行っていたらしい
・
・
・
市場はもう11時だというのに、まだやっていた
一応はこの市場。
朝の市場という名目である。
普通ならば9時でこの朝市は終わる。
と、まァ、XANXUSもAも何も変には思わなかった
思うのは｢流石時間にルーズなイタリア。やっぱりまだやってるわ。｣と純粋に思った
大体、Aも｢どうせまだやってる｣を狙って行った訳なので、問題はなかった
貴方 ｢どっちのオリーブオイルにする？｣
XANXUS ｢...何が違ェんだ。｣
どっちも同じに見える。
貴方 ｢入れると味がちょっと変わるんだよコレ。｣
ルッス姐に教えてもらった！とニコやかに答えるAに、XANXUSは困った
どっちが入れると正しいんだ...。
最終的には、勘で選んだ。
こっちの方が絶対良い。
Aが｢何でこっちを選んだんだ？｣と聞くと、｢勘だ。｣と答える
貴方 ｢なるほどな！うん、ボスの勘はよく当たるから、僕は文句は無いぞ！｣
へへ、と笑う
全く、テメェはそうやって他の男に尻尾振ってんじゃねェだろうな。
大体、そんな顔見せやがって......
テメェは俺をどうしてェんだ.........
本当にAと居るとリミッターが外れそうになる。
・
・
・
他の食材はともかく、肉はまともに選べる。
Aが｢どうせボス食べるでしょ。お肉料理は僕が作ってあげるね｣と自信満々に言われたので、精肉店に足を運んだ
ラザニアにひき肉も入れなきゃいけないらしく、それのついでだ。
貴方 ｢どれにする？ボスが選びなよ。｣
ショーケースに並べられた肉を前に言うA
XANXUSは少しだけそれを見た後に、
XANXUS ｢テメェが作るならテメェが選べ。...そっちの方が完成した後面白ェだろ。｣
貴方 ｢とんでもなくハードル高いことさらっと言うな...。｣
XANXUS ｢俺が認めてんだ。それぐらいクリア出来るだろ｣
｢お前が作るなら美味い。｣と最後に付け足し、ポン、と頭を撫でてやるとAは顔を赤らめ、ボソッと｢狡い｣と言った
本当は聞こえて居たが、これ以上弄ると煩くなりそうなのでXANXUSは聞こえない振りをした
帰ったら存分に虐めてやるか。
Aは相当言葉に弱い
もっと言えば口説き文句に一番弱い
『お嬢様の気まぐれラザニア』→←『お嬢様の気まぐれラザニア』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» 同じ銀髪だし、もう親子でいいんじゃない！！？生き別れた親子！！！すると、鮫に嫁が居る事に((跳ね馬との絡み大好きなので私も楽しみです...！！ (2016年8月29日 19時) (
レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - スクはやっぱりママンだったっ！！もうあんたが親でいいじゃないかｗ 跳ね馬との話、楽しみです！ｗ (2016年8月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» ヴァリアーも夢主によって流行りに載った感じです！wwスクは上にも下にもとんでも野郎が居ますから、、、うちの大事なツッコミ役です() (2016年7月30日 7時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 色々ツッコミしたいぞ！ｗ こんなにもボスに笑わされる日が来るなんて……思ってなかったよｗｗ スクの肩を優しく叩いてあげたいｗ (2016年7月28日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» あとがきの通りプロットを無くしてしまい、急遽作ったオチがうけてありがたい！！ww友人が焼肉に行くと玉ねぎで帝国を作る話を聞きまして、ネタにしようと()たまに、あっ...(察し)となるような言葉をいれたりし、楽しんでいちただけて幸いです！！ (2016年7月23日 21時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サルモネラ菌 | 作成日時：2016年7月6日 16時
