ボス生誕祭2016 ページ41
すると、なんと顔を真っ赤に火照らせ、辛さの余りか眉間に皺を寄らせているAが居た
Aは掠れた声で｢叫んだら…熱上がった。｣と呟く
XANXUSはその姿に呆れつつ、だが自分のせいでもあるので｢…アホ、大人しくしてろ｣と仕方なく返す
貴方 ｢だってボスがーー｣
XANXUS ｢居てやる。｣
言葉に被せる様述べた
これ以上喋らすのも辛そうな上に、大きくは自分のせいな訳で。
虐めすぎた。
そういえばコイツ病人だったな…
流石に珍しい姿を見れるというのもあるが、まさか何時もと変わらない言葉がAから出るもので、病人という事を忘れていたのだ
XANXUSは手を伸ばし、熱くなった頭を撫でてやり述べた
XANXUS ｢だから安心しろ｣
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その後Aは、言葉通り安心し気が抜けたのか寝てしまった
寝息は大人しく、心做しか肌の色も赤いものから少し薄まった気がする
熱が下がって来たのだろうか
試しに、頬に触れてみる
まだ熱いな…
熱が下がったと言っても、あるには変わらねェか
そう悟ると手を離した
寝ている間に気づかれないよう部屋を出て、仕事の為の書類を取りに行くのも手だったが、それでは自分の言った言葉がまるで嘘の様な気がし、XANXUSはその手段を捨てた
かと言って、何もしずに居るというのも…
と考えたXANXUSは、Aの所持する本を読み時間を潰す事にした
本なんて、真剣に読むのはいつぶりだろうか
中々時間が作れないのが原因なのだが、この機会に読むのも悪くないだろう
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Aが寝るベッドに隣接した椅子に腰掛け本を読み、かれこれ数時間が経過した
本もそろそろ終盤である
自分もここまで適当に取った本を読み込むとは思っていなかった
この数時間の間にまさか読了寸前までページを捲る事になるとは
案外Aと、気に入る本の傾向が似ているのだろうか。
そう思い、チラリと横目でAを見る
規則正しく寝息を立て、枕には柔らかい頬を押し付け、如何にも安心してますという表情で寝ている
これでも暗殺者かお前。
と言いたくなるぐらいだ
気を取り直し、視線を本へと向けた
その後勢いで最後まで読み終え、本をパタリと閉じた
案外面白かった
本当に勢いで熱中し読んでしまい、寧ろ妙な達成感を覚えたぐらいだ
XANXUS ｢悪くねェ趣味だ｣
褒めてやるか、とAの頭をポンと撫でる
すると、
貴方 ｢ん…ボス…？｣
もぞりと体を動かし、ゆっくりと瞼を開いた
XANXUS ｢起こしたか…？｣
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サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» 同じ銀髪だし、もう親子でいいんじゃない！！？生き別れた親子！！！すると、鮫に嫁が居る事に((跳ね馬との絡み大好きなので私も楽しみです...！！ (2016年8月29日 19時) (
レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - スクはやっぱりママンだったっ！！もうあんたが親でいいじゃないかｗ 跳ね馬との話、楽しみです！ｗ (2016年8月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» ヴァリアーも夢主によって流行りに載った感じです！wwスクは上にも下にもとんでも野郎が居ますから、、、うちの大事なツッコミ役です() (2016年7月30日 7時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 色々ツッコミしたいぞ！ｗ こんなにもボスに笑わされる日が来るなんて……思ってなかったよｗｗ スクの肩を優しく叩いてあげたいｗ (2016年7月28日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» あとがきの通りプロットを無くしてしまい、急遽作ったオチがうけてありがたい！！ww友人が焼肉に行くと玉ねぎで帝国を作る話を聞きまして、ネタにしようと()たまに、あっ...(察し)となるような言葉をいれたりし、楽しんでいちただけて幸いです！！ (2016年7月23日 21時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 | 作成日時：2016年7月6日 16時
