『幼少期お嬢様伝説ー跳ね馬編ー』 ページ31
ロマーリオ ｢で、ボス。どうだ？｣
ディーノはその言葉に、情けなくも目を伏せながら首を横に振った
勿論の如く、ロマーリオの耳にも入っているらしい
ロマーリオは、ディーノの反応を目に｢…そうか｣と小さく唸るだけだった
スクアーロ ｢大方各階も、各部屋も居そうな所は見て回ったんだがな…｣
そう呟くスクアーロが、ディーノに｢他思い当たる場所ねェのかァ゛？｣と尋ねる
ディーノは｢俺だって今日初めてあったんだ。思い当たる場所なんて知るはずーー｣と、情けなく言葉を述べかけたその時だった
はたと気づく。
もう見てない場所はないと思うぐらい探したが、１つだけ。
まだ目を通していない、踏み入れていない場所がある。
そうだ、そう言えば…このボンゴレの本部にはーーー。
ディーノ ｢地下だ…地下だよ！！｣
もうそこしかない！とディーノは声を荒らげる
ロマーリオもそれには気づかなかったようで、｢なるほど、確かにあそこは人の目がねェからな｣と納得したよう唸る
ボンゴレ本部には地下がある。
特に何があるという訳では無いからこそ、普段は誰も立ち入ることがないのだ
だから、あそこなら人目につかず連れ去ることも出来るし、立て篭もる事も出来る
スクアーロ ｢と、決まれば行くしかねェなァ゛！｣
ディーノ ｢だな！行くぞ、ロマーリオ！！｣
走り出す2人に、ロマーリオが加わり地下への道を目指す
道中、走りながらスクアーロがこんな事を言った
スクアーロ ｢…う゛お゛ぉい、可笑しいと思わねェか？｣
突然の問いかけにディーノが｢何が｣と短く尋ねる
ボンゴレ本部は広い
そこを勢いよく一箇所を目指し走っている訳なのだが、ディーノは若干息が上がっている
ロマーリオも後方をついて来てはいるが、少しキツそうだ
に、対してスクアーロは全く息が上がる様子もなくディーノは｢流石、時期ヴァリアーボス候補なだけある｣と内心思うのだった
スクアーロ ｢城内の警護が手薄すぎると俺は思うんだが｣
ディーノ ｢…？そりゃ、外の包囲に手を回してるからじゃないのか？｣
9代目が外出してるのもあって、そっちにも警護が回ってるんだろ。と付け足すディーノ
スクアーロはその返しに、若干腑に落ちないのか｢…なるほどなァ゛｣と思案するよう相槌を打った
スクアーロ ｢9代目直属の守護者が目を離していたとはいえ、2人も居るっつーのに誘拐か…｣
一体どんな野郎だよ。と呟く
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サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» 同じ銀髪だし、もう親子でいいんじゃない！！？生き別れた親子！！！すると、鮫に嫁が居る事に((跳ね馬との絡み大好きなので私も楽しみです...！！ (2016年8月29日 19時) (
レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - スクはやっぱりママンだったっ！！もうあんたが親でいいじゃないかｗ 跳ね馬との話、楽しみです！ｗ (2016年8月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» ヴァリアーも夢主によって流行りに載った感じです！wwスクは上にも下にもとんでも野郎が居ますから、、、うちの大事なツッコミ役です() (2016年7月30日 7時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 色々ツッコミしたいぞ！ｗ こんなにもボスに笑わされる日が来るなんて……思ってなかったよｗｗ スクの肩を優しく叩いてあげたいｗ (2016年7月28日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» あとがきの通りプロットを無くしてしまい、急遽作ったオチがうけてありがたい！！ww友人が焼肉に行くと玉ねぎで帝国を作る話を聞きまして、ネタにしようと()たまに、あっ...(察し)となるような言葉をいれたりし、楽しんでいちただけて幸いです！！ (2016年7月23日 21時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 | 作成日時：2016年7月6日 16時
