『幼少期お嬢様伝説ー跳ね馬編ー』 ページ26
リボーン ｢俺が優しいのは女だけだ。餓鬼じゃねェ。｣
貴方 ｢なッ...ンだとォッ！！？僕を、僕を、子供扱いするなァァァァァ！！｣
拳を振り上しジタバタと暴れるA
それに対し、ガナッシュは呆れたように｢はいはい、A様、検査行きますよ〜〜ーー、と...｣
ガナッシュの言葉が途切れる
Aがどうしたんだ？と思ってガナッシュを見れば、自分ではない方に視線を向けていた
何を見ているんだ...？
視線を辿れば、それはリボーンに当たった
だが、ガナッシュが見ているのはリボーンではない。
その隣だ。
その隣の『青年』を見るなり、ガナッシュはみるみると目を丸くしていき、｢おいおいおい...！まさか、お前...ッ！｣と興奮するよう声を上げた
ガナッシュ ｢へなちょこ...、っと、今は違うな。隣にいんのは跳ね馬か！！｣
ガナッシュはそう言い嬉しそうに驚く
コヨーテも彼『跳ね馬』に気付き、Aを持ったまま青年の金髪をわしわしと撫でる
コヨーテ ｢まさかお前とは、見間違えたぜ...！カッコイイ男になりやがって...｣
跳ね馬...？
Aは思わず、目の前の青年に顔を顰め｢誰だ。｣と訪ねた
人が苦手なAだが、珍しく逃げ出したいと思う事は無かった
自分でも珍しいと思ったのだが、きっとそれは『跳ね馬』という青年が、見るからに優しそうな人間だからだろう。
勿論、Aから他人に声をかける事は殆ど無いというのに、今そのありえないことが目の前で起こっているため、コヨーテは目を丸くさせた
コヨーテ ｢嬢ちゃんから声をかけるとは...こりゃ、苦手克服チャンスか？｣
貴方 ｢馬鹿言え。この僕が誰彼構わず人見知りをしている訳ないだろ。｣
失礼な。と顔を顰めた
目の前の金髪の青年はそう会話をする、Aに不思議な目を向けている
それもそうだろう
大人というか、大手マフィアボンゴレの幹部に子猫のように持ち上げられ、『失礼な。』と言っているが君の方が失礼では...と言いたくなるような言葉を吐き捨てている子供
その少女は持ち上げられ、宙に足は浮いているものの仁王立ちをし手を組み『ほ〜、へ〜、ふぅーん』と目の前の“跳ね馬”と呼ばれる青年を足の先から頭のてっぺんまで眺める
その行為は流石に堪えるのか、『いや、あの、』と後ろに仰け反りながら青年は声を漏らした
すると、今度はリボーンが見かねたようにこう言った
リボーン ｢テメェも知ってんだろ。ドン･キャバッローネの息子だ｣
『幼少期お嬢様伝説ー跳ね馬編』→←『幼少期お嬢様伝説ー跳ね馬編ー』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» 同じ銀髪だし、もう親子でいいんじゃない！！？生き別れた親子！！！すると、鮫に嫁が居る事に((跳ね馬との絡み大好きなので私も楽しみです...！！ (2016年8月29日 19時) (
レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - スクはやっぱりママンだったっ！！もうあんたが親でいいじゃないかｗ 跳ね馬との話、楽しみです！ｗ (2016年8月29日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» ヴァリアーも夢主によって流行りに載った感じです！wwスクは上にも下にもとんでも野郎が居ますから、、、うちの大事なツッコミ役です() (2016年7月30日 7時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 色々ツッコミしたいぞ！ｗ こんなにもボスに笑わされる日が来るなんて……思ってなかったよｗｗ スクの肩を優しく叩いてあげたいｗ (2016年7月28日 17時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - 桜さん» あとがきの通りプロットを無くしてしまい、急遽作ったオチがうけてありがたい！！ww友人が焼肉に行くと玉ねぎで帝国を作る話を聞きまして、ネタにしようと()たまに、あっ...(察し)となるような言葉をいれたりし、楽しんでいちただけて幸いです！！ (2016年7月23日 21時) (レス) id: 64fd731075 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サルモネラ菌 | 作成日時：2016年7月6日 16時
