燻製パーティ 藤ヶ谷side ページ3
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久しぶりの都内ロケを終えて
今はオバちゃんで溢れかえるスーパーにいる
横尾「今日はうちで燻製パーティなんだけど…
大丈夫？」
太輔「なんで呼んでくんなかったんだよー
大丈夫もなにも、毎日独りは寂しいじゃんかよ…」
横尾「いやー…それが…
中学時代の友達が何人か来るんだよなー…
あ…でも、俺的には太輔にいてほしいかも」
太輔「え…オレそんな料理とかできないけど…」
横尾「女の子も何人か来るんだけど
やっぱ太輔の力って偉大だと思うんだよね」
真顔で棒読み。(笑)
太輔「オレ何したらいいの？」
横尾「とりあえず…買い出しかな…」
母ちゃん的な存在の渉
初めてのおつかいに行くように
メモ紙を見ながら食材を選ぶ
豚バラ肉
チーズ
カシューナッツ
ワイン
っと…
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太輔「ただいまぁーー」
いつものように
美味しそうな香りのする部屋に入って
人を迎える準備をする
横尾「このお皿あっちにおねがーい」
太輔「了解しましたぁー」
綺麗な黄金色のおつまみに
小エビのアヒージョ
ビーフシチュー…
...Aが作ってくれた
最初の料理
あの時から…
ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ...
横尾「みんな早いなーもう」
「「おじゃましまーす」」
響き渡る元気な声
一瞬で表情を変えられるのは
この仕事のおかげ
太輔「初めまして」
莉亜「あっ…初めまして…」
明らかに緊張した感じの女性
飲み始めて
少しずつ賑やかになってきてもずっと苦笑いで
輪に入れない様子だった
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太輔「これ、飲みなよ。」
莉亜「あっ…ありがとうございます//
私ワイン飲めなくって…」
差し出した酎ハイをありがたそうに飲む彼女
横尾「みんなで映画見ようぜぇー」
SPEACE WARS
みんな酔いも回り
所々の古めかしさにツッコミながら見るけど
どんどん脱落していく
AM2:27
やべ…帰らなきゃ…
見終わったDVDを片付けて
ある程度テーブルの上を整える
太輔「...渉..オレ帰るからな...」
小声で話しかけるも
渉「ｳｩ--..ｽ-..ｽ-...」
この反応…
もう行くか…
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莉亜「...帰っちゃうんですか..?」
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ラッキーアイテム
アヒージョ
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：もんきち | 作成日時：2018年7月9日 4時
