しっかりもの 藤ヶ谷side ページ16
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まだ新しいマンションの一室を見学しながら
生活の中のシーンを想像する
キッチンは華奢なAに合わせて
低めの位置にあったり
浴室は一緒に入れるように
少し広めで
A「私、ここがいい!」
嬉しそうに空のお風呂に入るA
手続きを済ませて
引っ越しの大まかな日程を決める
A「引越しの日は私が休みとるから
私に任せて。太輔くんはお仕事あるでしょ?」
太輔「入院してた分溜まっちゃったからなー…」
A「ん、じゃあこの週くらいで…」
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こんな可愛くて小動物っぽいのに
しっかりしてるんだもんな…
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太輔「今日、Aの家泊まっちゃおうかなー」
帰りに寄ったカフェで
なんとなく聞いてみる
A「...えっ!ま..いいけど..」
太輔「よし、決定!
一緒に風呂でも入るかー」
A「ちょ…//..声が大きい..」
太輔「オレまだ体あんま動かせないからさ」
A「..っ//」
また顔を真っ赤にして眉をしかめる
太輔「...洗ってもらおーっと」
A「もー//
何かと思ったじゃん…」
どんな想像してんの?
なんてな笑
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作者名:もんきち | 作成日時:2018年7月9日 4時