続き→5 ページ6
｢ふふっ…甘い……。｣
｢ひっ…!やぁぁ………///｣
｢くっ、!締まったね、拓司の…。｣
｢奥、奥いっぱいして、正資ぃ…!!おくぅ……1人でしても届かなくって、っ切ないぃぃ……!!!｣
｢お望みどーりに…っ、!!｣
彼の肩を掴んで、入り切っていたものを
更に深くに埋めた。
進める度に部屋に響く声は、壁で反響して
俺の耳を犯す。
奮う気持ちをぶつける様に彼の肩をぐっ、と
押して、奥へ奥へと押し込んだ。
直腸の襞が引っかかる度に、情けない声が
彼の口から溢れた。
｢ひぁあああぁ…♡おくっ、きもちいの！いっぱい、きてるぅ…!!｣
｢もっと奥、いれちゃうね…？｣
｢ｸﾞｯ、！はぁぁぁあああ……!!!、っひ、！は、ん…ぁふ……♡♡｣
短く息をする彼の酸素を奪うように唇を塞ぐ。
彼の分の酸素も自分に取り込んで、
彼と一体になることを願いながら
彼を全身で貪った。
そろそろキツくなってきた、そう感じた途端、
彼の両足が俺の腰に巻きついた。
｢イクぅぅ…いっしょ、いっしょにイこ…?ね、ただしぃ………♡｣
｢…っ、?!あ゛ぁもう！！！｣
｢んあ゛ぁぁぁ！！！らめっ、…も、イｯくぅ……!!!♡♡｣
｢ぐっ、……!!っ、はぁ……、はぁ……。｣
腹部や足の付け根がピクピクと揺れる彼の痙攣が治まるのを待ってｽﾞﾙ、と自身を抜いた。
先程まで抱え込んでいた質量を失った後ろは
ぽっかり穴が空き、時折パクパクと震えた。
今だ気怠さの抜けない彼の上から退き、
一通りの後始末をする。
本当は、もう一度シャワーを浴びるべき
なのだろうが、恐らく何方にもそんな力は
残っておらず、翌日不快にならない程度に
片付けて俺も早々に布団に潜った。
漸く呼吸の整った彼を抱き寄せ、
汗ばんだ肌に華を散らす。
幾らかつけた頃、彼が俺の胸元に手を這わせ、
｢俺も、正資に跡つけたい…。｣と言い出した。
答えはもちろんYES。くふふ、と微笑んだ彼が
俺の胸や鎖骨、肩やら腕に印を落としていく。
唯一無言の我儘でつけられた喉仏のキスマークは、彼によって所有されている気持ちになれて悪い気はしなかった。
寧ろ優越感に浸ってすらいる。
ニコニコと効果音がつきそうな程口角を
釣りあげた彼が、そっと俺の体から離れた。
｢ん、満足した？｣
｢うん。満足。これで正資は俺のものだよ？｣
｢ふふっ、…言われずとも承知済みですよ。
お姫様。｣
｢そっか、…ありがとう。王子様。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 589人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
石岡咲枷(プロフ) - 最後のお話、1話目を非公開にしていました。奇妙なところから文章が始まったようなお話になってしまい申し訳ございませんでした。 (2020年6月7日 22時) (
レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - 凛さん» いつも読んで頂き有難うございます。中々ない物を書かせて頂ける貴重な機会なのでもっとこのcpが増えるように全力でいい話書きたいと思います！時間がかかってしまうとは思いますが、気長にお待ち頂けると嬉しいです。 (2020年6月6日 5時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませて頂いてます。もし可能であればizw×hysのRが読みたいです。なかなかないCPなのでいずれ書いて頂ければ嬉しいです... (2020年6月6日 2時) (レス) id: 2deacdd7af (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - yellowjasmineteさん» あーーーそう言って頂けてとても嬉しいです！作者も書いていて新しい扉開けて状態だったのでとても共感の嵐です。これからもご愛顧下さい。 (2020年6月3日 19時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
yellowjasminete(プロフ) - ヤバイ…個人的に須貝さんは絶対左はやったのに、最新話で新しい扉が開きそうです…( ´_ゝ`)いつも楽しみにしています！頑張ってください！！ (2020年6月3日 18時) (レス) id: 135d40a35c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：石岡咲枷 | 作成日時：2020年3月24日 0時
