第21話 ボス ページ25
大きい声に思わず耳を塞いだ
チラッと門の方を見ると、そこにはいつの間にか銀髪の男が立っていた
「てめぇら ただのガキじゃねぇなぁぁぁぁ!」
叫びながら近づいてくる男
「ちょっと、うるさいよ!!」
「おーじの鼓膜、破れんだろ!!」
Aもベルも耳を塞いで言った
「っていうか、誰?」
「知りてぇのはこっちだぁ! だが、てめぇらの強さはただもんじゃねぇ。
こうもあっさりと門番を殺っちまうなんてなぁ」
さっきより全然小さな声で話した男
その男にベルは言った
「しししっ。オレらヴァリアーに入隊したいんだけど♪」
「そうそう、そこの門番さんたちを殺っちゃったのは力試ししたかったからだよ」
Aも言った
「何だとぉぉぉ!?ヴァリアーに入隊したいだぁ?」
入隊したいと言われしばらく唸っていた男だったが、突然顔を上げて言った
「確かにその年でその強さは、ヴァリアーにとっても即戦力になる。
……仕方ねぇ。とりあえず俺についてこい。ボスさんトコに連れてってやるよおぉ」
「やりぃ♪」
「うん、やったね!」
Aとベルはその男に続いて中に入っていった
ーーとある部屋の前
「ここだぁ」
大きな扉の前で男が立ち止まった
「いいかぁ?てめぇらには先に言っとくがなぁ。クソボスに会う時は十分に気を付けろよぉ」
少し疲れた顔で言った
「気を付けるって?」
Aは気になって聞いた
「すぐ、ワインボトルを投げてくんだよ」
……そんな人なんていんのかなぁ
Aは思った
「まぁいい。てめぇらはここで待ってろぉぉ」
その男はそう言うと、躊躇なく扉を開けた
「ゔぉぉぉぉい!!クソボ(ガッシャァァンッ) いてぇじゃねぇかあぁぁ!!」
どうやら言っていた通り、ワインボトルを投げられたらしい
「うししっ。あいつ中で死んでんじゃね?」
「うん、すごい音したしね。しかも、投げられて当たり前な扉の開け方だったよね」
と、ベルと話してると銀髪の男に入れぇぇぇ!!と言われた
言われた通り、扉を開けて入ると 奥の椅子の人物と目があった
燃えるような赤い目にAは動けなくなった
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MIYA - 戸櫻さん» コメントありがとうございます♪ これからも頑張ります(^_^) (2017年6月10日 13時) (レス) id: 0514ccbf9b (このIDを非表示/違反報告)
戸櫻 - 続きがとても気になります。面白い文章だと思います。更新されたら、チェックしますので頑張ってください。 (2017年6月8日 19時) (レス) id: 438a1d3971 (このIDを非表示/違反報告)
MIYA - レイさん» ありがとうございます!読んで下さってる皆様に楽しんでいただけるよう心がけて頑張っています!更新、また遅くなってしまうと思うんですけど、頑張りますね(^∇^) (2017年5月15日 19時) (レス) id: 0514ccbf9b (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 続き気になりますね。いつも、切りがいいのでうらやましいですO(≧∇≦)O更新されたらいつもチェックしてます!頑張ってください (2017年5月14日 19時) (レス) id: 785783b456 (このIDを非表示/違反報告)
MIYA - レイさん» はわわ…! こんな駄作にお気に入り登録して頂き、ホントにありがとうございます! これからも頑張ります(o´罒`o) (2017年5月1日 16時) (レス) id: 2ae119fae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYA | 作成日時:2017年4月27日 22時