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第15話 金髪王子? ページ17

「この森の奥だったはず……」



あの後もずっと走り続けて、気がついたら ヴァリアー城がある森を走っていた


ヴァリアー城は 森の奥深いところに建っているので、普通の人間にはたどり着けない場所だった




「よかった、師匠のおかげで これだけ走っても疲れないような体になった」


そう言いながらも、Aは地面を走っていた




後少し、と思ってAは少しスピードを落とした



その時




シュッッ!



左の茂みから 光る何かが飛んできた



「わぁっ!」


とっさにジャンプして回避したが、




シュンッシュンッ!!



次は同時に2つ飛んできた




それをジャンプした勢いで枝を掴み、その反動で枝の上に上がってかわした




Aはシュタッと地面に降りて、木に刺さってる光る何かを見た



キランと光るそれは オシャレな形をしたナイフだった




「ふぅ、危なかった。……そこに誰かいるんでしょ?」


茂みに向かって言った




ガサガサ



茂みが動いた





「しししっ、お前何者?」



そう愉快そうに言って出てきたのは、金髪の男の子だった



自分より、1歳くらい上だろうなぁとAは直感的にそう思った




「何者って言われても……。私の名前は 雪風 Aだけど…。貴方は?」



そう言うと、金髪くんはニッと笑った



「うしし、おーじはベルフェゴール。おーじ、お前のこと気に入ったから 特別に殺さないでおいてやるよ♪」




なんで、気に入りられたんだろうと思ったが、Aは思ったことを聞いてみた


「おーじ?」



確かに、ベルフェゴールの頭にはキラッと光るティアラがあった



「そっ♪」



ベルフェゴールがそう言うと、Aはキラッと目を輝かせた



「へぇ〜!凄いね」



その反応に気分を良くしたのか、ベルフェゴールはまた うししっと笑った



「じゃあ、お前はおーじの姫にしてやるよ」



「ありがとう。……っていうか、私 お前って名前じゃないんだけど」



「あぁ、お前 Aって言ってたっけ?」



その答えにコクンッとAは頷く




「じゃあA。1つ聞きたいことあんだけど、Aはなんでこんなとこにいんだよ?」




相変わらずの笑みを浮かべながら、ベルフェゴールはAに問いかけた

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設定タグ:リボーン , 原作沿い? , ヴァリアー   
作品ジャンル:アニメ
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MIYA - 戸櫻さん» コメントありがとうございます♪ これからも頑張ります(^_^) (2017年6月10日 13時) (レス) id: 0514ccbf9b (このIDを非表示/違反報告)
戸櫻 - 続きがとても気になります。面白い文章だと思います。更新されたら、チェックしますので頑張ってください。 (2017年6月8日 19時) (レス) id: 438a1d3971 (このIDを非表示/違反報告)
MIYA - レイさん» ありがとうございます!読んで下さってる皆様に楽しんでいただけるよう心がけて頑張っています!更新、また遅くなってしまうと思うんですけど、頑張りますね(^∇^) (2017年5月15日 19時) (レス) id: 0514ccbf9b (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 続き気になりますね。いつも、切りがいいのでうらやましいですO(≧∇≦)O更新されたらいつもチェックしてます!頑張ってください  (2017年5月14日 19時) (レス) id: 785783b456 (このIDを非表示/違反報告)
MIYA - レイさん» はわわ…! こんな駄作にお気に入り登録して頂き、ホントにありがとうございます! これからも頑張ります(o´罒`o) (2017年5月1日 16時) (レス) id: 2ae119fae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIYA | 作成日時:2017年4月27日 22時

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