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オーストラリアに戻ってすぐに転校手続きをした。




たった1ヶ月くらいの生活だったけど、色々新鮮で楽しかったな。





エマとレベッカに転校することを伝えると、驚いてたけど、




エマ「Aがこっちに来たのは、彼とケンカしたからでしょ?」




A「なんで?」



エマ「修学旅行終わってから変わったもん。楽しそうだしキラキラしてる」




レベッカ「Aの彼氏に会ったの?」



エマ「偶然日本でね!かっこいい人だったわ」




レベッカ「写真ないの?」




そこからは恋バナで盛り上がって、2人のボーイフレンドも見せてもらった。



2人とはまた会う約束をして別れた。



2学期が始まる2.3日前には日本に着いてゆっくりしようと思ってたんだけど、まさかの設備不良で帰国できない事態に!




何時間も空港で待機して、復旧を待ったのに。




一旦家に引き返して始業式の朝に日本に着く便で帰ることにした。





太ちゃんはお迎えに来てくれるって言ってたのに申し訳ないことになっちゃった。




日本に着いたのは、8時過ぎ。これから車で向かったとして、学校に着くのは9時頃かな。




大きいキャリーと手荷物サイズのキャリーを引き摺って、到着口でお母さんを探す。



キョロキョロしてたら、「A!」って名前を呼ばれた気がして、声の方向を見ると




A「太ちゃん!」




始業式に行ったと思ってた太ちゃんがお迎えに来てくれた。




キャリー引き摺りながら走ると、タイヤが足に引っかかって転びそうになった。




太輔「あぶねっ!」



間一髪のところで抱きとめてくれたけど、そのまま太ちゃんの首に手を回してぎゅっと抱きついた。





太輔「おかえり、A」




A「ただいま。お迎えありがとう」




そのままキスしてくれるって思ったのに、




太輔「今キスしたら、止まらなくなるから帰ったらな」



もー!今してほしいのに!



太輔「キャリー持つから貸して」



私の手からキャリー取り上げるけど、太ちゃんの両手塞がっちゃうから、ちっちゃい方は私が持つ。



太輔「2個持つよ?」



A「ううん、こっちがいい」



太ちゃんの左手取って繋ぐ。



これからは堂々と手が繋げるから嬉しいな。




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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時

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