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コンビニに着いて、太ちゃんが私を見つけると、




太輔「どうした?」



って直ぐに駆け寄ってきてくれた。




A「たぃ…ちゃ、これっ」




嗚咽が混じりながら画面を見せると、太ちゃんも目を丸くする。




A「どうっ…したら、いぃ」





太輔「とりあえずAは帰れ。俺が説明してくる」




A「やだっ!行かないで!」




行っちゃったら、このまま私たちは引き裂かれるかもしれない。




太輔「絶対Aのとこに帰るから。沙織ちゃんはどうする?」




沙織「こんな状態で1人にさせられないから、私も休むね」




「行ってくる」って太ちゃんは学校に行っちゃった。




それを呆然と見てると、沙織に手を引かれて私たちの家に連れてこられる。




沙織「心配だね」




A「私だけ逃げて来ちゃった。太ちゃんごめんね」




寝室で太ちゃんからもらってきたぬいぐるみを全部並べて、まとめてぎゅーする。




沙織「それにしても、誰がこんなこと」




トーク画面見て犯人特定しようとしてくれる。




A「沙織のことも言われてるから、見ない方がいいよ。悲しい思いするのは私だけで十分」




沙織「そんなこと言わないで。」




沈黙の中、嫌でも考えてしまうことは、犯人は私たちのことを知ってる沙織か玉ちゃんなんじゃないかって。





いくら卑屈的になってるからって、今も味方してくれてる沙織を疑うなんて最低だよね。




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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時

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