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翌朝、スマホのアラームで目が覚めて、
起床時間より少し早く自分の部屋に戻る。
沙織はまだ寝てたから、ベッドに忍び込んで起こしてみる。
ぎゅっと抱き着くと、もぞもぞ動き出して目が合う。
A「おはよー！今日はちゃんと戻ってきたよ」
沙織｢んー、おはよ。今何時？｣
直ぐに起床時間だから、お互い着替えて朝食会場へ。
朝食が終わって部屋に戻ると、そこからは帰る準備で大忙し。
お土産増えちゃったから、キャリーに詰め込めるだけ詰め込んで、忘れ物確認。
忘れ物がないことを確認して、キャリー持ち上げると、
A「げっ、来た時より重い…」
沙織｢私もー。階段混むからゆっくり出よ｣
廊下で人の流れを見てると、
玉森｢お待たせ。行くよ｣
って玉ちゃんが来てくれた。
A「え？いいよ！前に運んでくれたじゃん」
玉森｢帰りも運ぶって言ったじゃん｣
｢ほら｣ってキャリー持ち上げたと同時に、
｢お前ら何やってんの？｣って声が。
声の先を見ると、そこに居たのは太ちゃん。
玉森｢何ってキャリー持ってあげるだけ。こんな重いの女の子に運ばせたら けが人出るよ？｣
タメ口で強気な玉ちゃんに、こっちがハラハラする。
太ちゃんは、はぁってため息付いて、
太輔｢確かにな。岡本さんのは？誰か運んでくれるの？｣
沙織｢えー、玉ちゃんが2往復してくれれば運んでくれると思うけどー、どうなんでしょう？｣
って上目遣いで甘えた声出してる。
太輔｢俺運ぶわ｣
って結局キャリーを持ってってくれることに。
2人とも｢重っ｣って同じリアクションして、息切らしながらバスまで運んでくれた。
みんなに見られて｢ずるい｣って言われちゃったけど、ちょっと得した気分。
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Meri(プロフ) - Enaさん» DM気づかずすみません。メッセージの方返信しました。 (1月28日 22時) (
レス) id: 70fa5e30f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ena(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。メッセージにてパスワード申請しましたので、ご確認よろしくお願いします。 (1月28日 13時) (レス) id: b71ce26bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meri | 作成日時：2014年10月9日 17時
