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身体が熱くて目が覚める
辺りを見渡すと、まだ暗い
私、あのまま寝ちゃったんだ
パジャマが汗で張り付いていて気持ち悪い
着替えようと思うけど、太ちゃんが重くて起き上がれない
モゾモゾしてると、太ちゃんが目を覚ます
太輔「ん…? A、熱くない?」
A「暑い… 汗かいたから着替える」
太輔「体温計持ってくる!」
って太ちゃんが起き上がるから、私も起き上がるけど身体を起こすと視界が揺れる
そのまま後ろに倒れそうになると、太ちゃんが頭を支えてやさしく寝かせてくれる
太輔「待ってて。体温計と着替え、持ってくるから」
太ちゃんが部屋を出ていく
静かな部屋にいると、寂しくなってきて、
A「太ちゃん…」
ゆらゆらする視界の中、ベッドを抜け出して、リビングに向かう
部屋から出ると、身体から力が抜けて膝から座り込む
ガタンッて音で太ちゃんが慌てて階段を登ってきた
A「太ちゃん… 行かないで。
Aを置いてかないで…」
涙がとめどなく溢れる
太輔「そばにいるよ」
目の前に座って、頭をよしよししてくれる
「ベッド戻るよ」って太ちゃんが抱き上げてくれて、ベットに横になる
太輔「はい、体温計入れて」
体温計を握ろうとするけど、上手く握れない
「貸して」って体温計を奪われて、差し込まれる
太輔「汗すごいね。着替え準備するからクローゼット開けるよ」
A「やだ、行かないで!」
太ちゃんの服を掴む
太輔「すぐそこだから。ちょっとの間この子と一緒にいて」
くまのぬいぐるみを渡される
その子を抱いてると、寂しさと涙が溢れてきた
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Meri(プロフ) - 太ちゃんさん» ごめんなさい…更新頑張るので、待っていて下さい! (2014年7月28日 20時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 藤井あ-ちゃろ.。さん» 近日中にパスワード設定解除したいと思うので、もうしばらくお待ち下さい (2014年7月28日 20時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - うーくんさん» コメントありがとうございます!次の章で終わりの予定ですが、ヨロシクお願いします (2014年7月28日 20時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
太ちゃん - 小説…見たくても、パスワードでロックかかっています!残念です! (2014年7月28日 20時) (携帯から) (レス) id: b8bbce3f9d (このIDを非表示/違反報告)
藤井あ-ちゃろ.。(プロフ) - パスワード掛かってて読めないんですけど… (2014年7月28日 19時) (レス) id: 1268c0c088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meri | 作成日時:2014年7月4日 6時