私だけの先生 T.F #3

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太輔「よし、終わり！」






太ちゃんが教科書とかを片付けて、






「ちょっと早いけど寝よっか」って太ちゃんが立ち上がる。







私は太ちゃんに回してた腕を解いて、今度は太ちゃんの腕に絡みつく







太ちゃんは反対の手で頭ポンポンして、笑いかけると歩き出す







目の前にあるベットに着くと、







太輔「はい、ぎゅー」







って言うから、首の後ろに手を回すと、ふわっと持ち上げられて、横抱きにされる







そのままベッドに私を横たわらせると、太ちゃんも横に寝転ぶ







太輔「それで、そんなに甘えたなのはどうして？」







太ちゃんの胸に顔を埋めてると聞かれる







A「んー…」







言いたくないから、何も答えないでそのままにしてると、「A？」って顔を覗き込まれる







背中を撫でられると、太ちゃんの優しさで、また涙が込み上げてくる







泣いてるのを知られたくないから、ぎゅっと目を瞑って太ちゃんの胸に強く顔を押し付ける







太ちゃんは何も言わずに抱きしめて、背中をスリスリし続けてくれた







その心地良さから、いつの間にか眠っていた






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