私だけの先生 T.F #3

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ベッドでゴロゴロしてると、太ちゃんが入ってくる





太輔「ごめん、寝てた」






A「ううん、ゴロゴロしてただけ。

まだ課題残ってる？」






太輔「うん。ちょっとだけやってもいい？」






A「いいよ。机使って」






きっと太ちゃんがここに居てくれた方が安心できるから






机に向かう太ちゃんの背中をベッドから眺める






ふふっ、太ちゃんって姿勢いいよね。座り方も綺麗






あの大きい背中も大好き






見ているだけじゃ居られなくなって、ベッドから抜け出して、太ちゃんを後ろから抱きしめた






太輔「A、どうした？」






A「太ちゃん見てたら、ここに来てた」







太輔「じゃあ終わるまでそうしてて」






A「実習、大変？」






太輔「慣れては来たけど、大変かな。

準備しても足りないとこあるし、反省点もたくさん。

でも、教室にAがいて目が合うと、応援してくれてる気になるから頑張れるんだ」






A「そうなの？」






全然知らなかった…






太輔「だから、ちゃんと授業聞いてね」






それは、今日のこと言ってるのかな…？






A「ごめんね、太ちゃん」






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