共闘 (編集 ユメ) ページ12
元気よく声を上げてネロ達は駆けて行った。
「…さて、メフィスト。」
「うん。」
振り返り、メフィストの方を向く。
「こうやって思い切り二人で共闘するのは久しぶりだな。」
「そうだね、昔はレオちゃんはすぐ暴走してたからね〜」
「う、うるせぇ!」
こほんっ、と一つ咳払いをし、
「さ、久しぶりに本気出してみっか。」
「そうだね、進化した僕らの強さを見せつけてあげようか。」
ニヤリと笑った。
・
「はぁ、はぁ」
「結構息が合うようになったんじゃない?」
3日間、だいぶ練習し、かなり完璧に近い状態まで高めることができた。
その時、3日間聞いていなかった声が聞こえた。
「せんせーい!」
「お、ネロ!」
「マリアちゃんにエレナちゃんも。どうしたんだい?」
3人共、なんだか背中にリュックサックを背負っている。
なんか荷物から嫌な予感がするんだが。
「準備ができました!」
「お前らが背負ってる荷物がその準備ってやつか?」
「そうよ。持ってくるの、大変だったんだから」
…別に今持ってこなくてもいいんじゃね?
そう思ったが、マリアがキレそうだったので言うのはやめておいた。
「どんなものを準備したんだい?」
待ってましたと言わんばかりに3人が顔を輝かした。
「まずはですね!」
そうネロが言って、見せてくれようとしたのか荷物と共に近づいてきた。
「おっとと、ネロくん、何かレオちゃんに悪いものとか入ってない?」
「悪いもの?」
「例えば請求書とか。」
いやいやメフィスト、俺は請求書くらいでなびくわけねぇだろ。
「入ってないはずですが…」
「まぁおふざけは置いといて、例えば聖水とか…十字架とか…」
「そういえばネロがさっき持ってたわよね。」
「あ、そうなんですよ!」
そう言ってネロは背負っていたリュックサックをおろし、中を探り始めた。
「あった!」
ネロが何か取り出した、その瞬間。
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だいふくもち - 御免なさい。引退します。 (2022年2月25日 0時) (レス) id: 7393fad175 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - ユメ@金魚?さん» ありがとうございます! (2022年1月29日 21時) (レス) id: 5e137c7b89 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ@金魚?(プロフ) - チョコさん» あ、あ、把握です〜! (2022年1月29日 21時) (レス) id: 1a6d1ee1bd (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - あとここが描ききれなくなった後についてですが相続権をユメ様にお譲りしようと思っております、、、良ければここが満杯になったらシーズン4始めてください、、、絶対読みに行きます、、、 (2022年1月29日 21時) (レス) id: 5e137c7b89 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 雪だるまさん» お久しぶりです!覚えててくれてありがとうございました!ただいまです!ただ1年間放置してたということで完全にパスワード忘れてログインできなくて( ᐛ👐 )してます、、w (2022年1月29日 21時) (レス) id: 5e137c7b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:主に、チョコ、湖の宝石、ユメ、藤崎風花、雪【α】、げそ、ケルベロス、季節ハズレの雪だるま、だいふくもち(追加したかったらどうぞ) x他3人 | 作者ホームページ:http:
作成日時:2021年8月21日 22時