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カチカチっ

と、カッターの刃を出して

俺はカッターの刃を腕に滑らして
血がプクプクと溢れるのを眺める……






痛さなんて感じなくなっていて

俺の腕には数え切れないほどの線が入っている




あー、今日も生きてる
あと、何日生きればいいのだろうか……




.




『そんなに死にたいなら
もっと深く切ればいいのに』





「だれ?」




俺のベットに座る
白いワンピースの女の子




『うーん、そーだなー
通りすがりの美少女ってことにしとく?』





ケラケラ笑う女の子は
美少女なのは間違いなかった




「何しに来たの?」





なんだろう
突然俺の部屋に現れた女の子を自然に受け入れてる俺がいる




.

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作者名:ねむ | 作成日時:2017年8月7日 4時

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