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「………どうして？」
「…なんで？」
颯に嫌われるのは怖い、でも…なかったことになんてできない。
左胸がきゅーって締め付けられる。
「…………A」
颯が驚いたように声を発した。
声に出せない想いが、涙になってわたしの頬を滑る。
誰よりも近くにいるのに、誰よりも遠いなんて。
少し近づいたと思えば、また遠ざかる。
「颯のバカ！」
そんなふうに優しく肩に手を置かないで。
手を振り払って…逃げた。
自分の想いからも、逃げたのかもしれない。
じゃあ、わたし、どうすればよかったの？
「……どうすればいいの……」
.
嫌われたかな…
勉強道具もなにもかも全部おいてきちゃった。
でも今さら取りには帰れない。
一人になって、また蘇った。
一瞬だけ触れた……ここに……
いまでも信じられないし、
なぜ颯があんなことしたのかも分かんない。
気だるく重い夏の空気が身体にねっとりとまとわりつく。
また、ため息が宙に散らばった。
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楓 - you and meではなくyou and mineではないですか？ (2019年10月5日 1時) (
レス) id: 3ec758e795 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆか - 終わり方、意味不明なんだけど (2018年3月23日 9時) (レス) id: 5fbfe2e1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 沙羅双樹さん» なんと！！(*´∀`)♪最近水上颯くんにハマったばかりなのでもっと夢小説が増えることを願うばかりです(*´Δ｀*)ドンドン更新しちゃって下さい笑笑 (2017年11月26日 23時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅双樹(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます^^嬉しいので更新しちゃいます^^ (2017年11月26日 20時) (レス) id: ec36dadb72 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - この感情が複雑な感じ好きです…( *´艸｀) (2017年11月26日 3時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅双樹 | 作成日時：2017年10月16日 19時
