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「じゃあ決まり、これから俺たちが、毎日座るソファだし、気に入ったやつのほうがいいでしょ」
そんな、星が散らばるような俺の目を見つめながら、裕翔はにこりと笑っていうと、早速「すいませーん、これ買います」と、さっきの店長さんに声を掛けに行った。
ソファは、その日のうちに、部屋にやってきた。
なんと送料もおまけしてくれて、お店の営業時間が終わってから、店長さんが直々に、マンションの前まで軽トラックで運んできてくれたのだ。
「ありがとうございます」
そう声を重ね、お礼を言った後、狭いエレベーターを使いながら、二人で部屋へ運び、テレビが良く見える部屋の中心に置いた。
「可愛いね」
運び疲れて、二人同時にふうと息を吐いた後、俺は早速ソファに座り、言った。
「うん、なんか、一気に部屋が明るくなった」
裕翔も満足げにソファに腰かけ言った。
「今日から、二人で暮らすんだよね」
なんだか少し緊張気味に言いながら、なんだかそれは、現実の中に途轍もなく現実離れした出来事だと思った。
「そうだよ。なんか夢みたいだけど」
裕翔も、俺と同じようなトーンで言った、
俺は、ちらりと裕翔を見る。
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でんでん(プロフ) - すごく綺麗な文章でファンになりました!めちゃめちゃ続きが気になります! (2017年8月26日 14時) (レス) id: ea6bd4582f (このIDを非表示/違反報告)
*:)高木雄也@加藤シゲアキ(:*(プロフ) - ゆやけLOVEさん» part1でもお会いしましたね!沢山のコメントありがとうございます! (2016年12月17日 11時) (レス) id: 726ef27e93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆやけLOVE - なんかもぉ泣きそうです(><) それぞれが幸せになれることを祈ってます。 更新待ってますm(__)m (2016年12月17日 9時) (レス) id: a62276a76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天藍凜@シェゾ依存症 x他2人 | 作者ホームページ:リア充ぶっ飛べ!
作成日時:2016年12月13日 17時