第捌拾壱話 ページ39
・＿＿＿＿＿
日が暮れて、辺りがすっかり暗くなった頃。見るからに禍々しいオーラを放つそれは、突然闇の中に姿を現した。
＿＿�狷疆鎮懃畛貝瓩任△襦�
皆がゴクッと息を飲むのがわかる。それ程までに、この山が放つ雰囲気が最悪なのだ。
そんな中、善逸が声を上げた。
善逸「待ってくれ！ちょっと待ってくれないか！怖いんだ!!目的地が近づいてきてとても怖い！！」
伊之助「何座ってんだコイツ気持ち悪い奴だな…」
善逸「お前に言われたくねーよ猪頭！！」
伊織「善逸は本当に鬼殺隊員なんですよね？」
『まぁ、…うん』ｺｿｯ←
善逸「いや、そこの2人聞こえてるからね？！！？」
そんなふたりの言い合いを見ていれば、自然と緊張も溶けてきた。
その時＿＿＿＿＿＿＿
鬼殺隊員「たす…助けて……」
『「「｢「！！！」」」」』
善逸君以外で駆け寄った瞬間、ぐんっ！と勢いよく引っ張られていった身体。
何かがおかしい、と思った瞬間身体が動いた。
鬼殺隊員「アアアア！繋がっていた･･････…俺にも！！助けてくれええ……ぁ…｣
その鬼殺隊員に繋がっていたであろう“糸”のようなものを切ると、その鬼殺隊員は安堵の表情を浮かべた。
鬼殺隊員「ぁ…ありがとう、ございますっ……」
『何があったんですか』
そう聞くと、ガタガタと震え始めた鬼殺隊員は少しずつ話してくれた。
鬼殺隊員「先日、6人くらいでこの山に応援として来たんです……そしたら、山に入ってからすぐ隊員同士で斬り合い始めて……やっとの思いで山から出れたんだッ……」
震える鬼殺隊員の肩をポンッと軽く叩くき、
『…分かりました。後は任せてください。貴方は山から離れていて下さい』
炭治郎「Aッ…？！」
早く行かないと、大変な事になるかもしれない。そう思ったら自然と足が山の中へと進んでいった。怖さなんてものはもうどこかに吹き飛んでしまった。後ろから聞こえる声含め、何もかもが私の耳から遮断される。
勢いで入ってきたは山の中は、入る前に比べ更に嫌な雰囲気が漂っていた。
木をかき分けて走っていると、
「あ"あ"あ"あ"！！！！」
と、悲嘆な声が山に響き渡った。
直ぐに声のした方へ向かうと、そこでは数人の隊士が泣きながら隊員同士で戦っていた。
『(さっきの隊士が言っていた…)』
直ぐに日輪刀を抜き、スゥゥウウウと息を吐く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凪(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます！！ (2019年12月28日 23時) (
レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話（10ページ）の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい！更新頑張ってください！ (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです！！頑張ります！ (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです！！続きが気になる...！！ (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凪 | 作成日時：2019年11月6日 23時
