第漆拾壱話 ページ29
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sideなし
Aが眠った後、Aの周りには3人の男達が囲むようにして立っていた。
村人1「……眠ったか？」
店の人「あぁ、眠ってる。」
村人2「今なら一緒にいた男の方もいない。今のうちだ。早く
店の人「……目を覚まさない内に！！」
Aside
『……ん……』
目を覚ますと、そこは立派な蔵の様な所だった。出口あたりには監視をする為だと思うが、若い男と中年くらいの男が2人立っていた。
中年「まだ眠っているな？」
若い男「はい、まだ眠ってます。なんせ、伯爆様が作った薬ですからね。熊に飲ませても1日は眠ったままだったのに、もしもう目を覚ましているとしたらこの女は化け物ですよ。｣
『.......』←もう目が覚めてる
今、私の事を化け物って言ったあいつは後で殴る←
中年「兎に角だ。まだ日が落ちるまで時間がある。伯爆様がここにいらっしゃるまではこの女が逃げないように見張っとくんだ。」
.....伯爆？
今の会話からするに、まだ一日は経ってないって事か。よし、…取り敢えず煉獄さんの元へ琥珀を送らなきゃ。
『.....ｯ』
入口の2人にバレないように、歯で唇を噛み血を出した。
.....気づいてくれよ、琥珀。この作戦が成功する鍵は琥珀なんだから。
少し経つと、蔵の外でカァ！と琥珀の鳴く声がした。
若い方「...ッ？！なんだよ、鴉か。」
琥珀の方へ意識が向いたと同時に、その男の人の後ろへと移動して話しかける。
『あの...』
若い男「？！？もう目が覚めたのか？！クソッ...！｣
『えっ.......ちょ、...！』
その若い男は手に持っていた斧を振りかざしながら、私の方へ走ってきた。まさか襲ってくるなんて思っていなかったから、斧を持っている方の手を忍ばせてあった日輪刀の柄の方でガンッと軽く叩き、斧から手を離した瞬間に背負い投げをした。
ドンッ
『話を！聞いて下さい！！』
若い男「.....ヴグッ！｣
地面に叩きつけられた事によって、やっと静かになった。...と思ったら次は、
若い男「俺達はお前を伯爆様に出さないとッ.....俺達がッ.....！」
と悲痛な声で叫び始めた。そこで優しい優しい私の堪忍袋の緒が切れた。
『だから、話を聞けって言ってんでしょうが！！！』
パンっとその若い男の両頬を挟み込むようにして叩く。
若い男「？！」
『私は！貴方達を助けに来た！！！』
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凪(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます！！ (2019年12月28日 23時) (
レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話（10ページ）の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい！更新頑張ってください！ (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです！！頑張ります！ (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです！！続きが気になる...！！ (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪 | 作成日時：2019年11月6日 23時
