【APへタリア】会長、定期考査のお時間です。【男主】【アーサー・カークランド】

Utopia-42→テストと飯が殺しに来る。 ページ6

その後聞いた教科の内訳がコレ。






国語:古文、漢文、現文





数学:1,2,3





理科:生物、科学、物理、地学、天文学





社会:世界史、地理、公民





その他:アメリカ英語、イギリス英語、ロシア語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語









「……あ、これなら平気ですよ？語学と世界史は余裕でいけます。」









「「「はいぃぃぃぃぃっ！！？((°д°;;;)))」」」









その言葉を吐き出してからが大変だったんです。









「羽瀬川！ここ教えてくれよ〜」





「羽瀬川君！次お願い！！」





「A君！外国語がちんぷんかんぷんです…！！」









……んぎゃあぁぁ！もう皆俺ばっかり頼って…先生じゃないのに………。





「そこは『What』が文の最初…ってか主語の前にくるんだよ。だから…………」









22教科なんて皆無理ゲーだよね……しかも一日だって。一日。一日で全部終わらせるとかなんとか……









「第一回三頭政治は……スパルタクスの反乱を抑える中で………」









これは元から知ってないと勉強時間足りない。ってか…勉強しても知ってる分野しか答えられないよ。これ。









「え〜…っと、とにかく基本の文の形をおさえときましょう！！まず……」









……そうして、午前の授業が終了。
けど、お昼にも地獄が……









「………うぐっ！！…こ、これはぁぁぁぁ……」





「……まっずい…な？ヴェスト。流石会長だぜ。安定のまず………」






そう。お昼…美味しい副会長の料理じゃなくて…もうあの会長の料理になっちゃったんですよ……。





……そして、ギルは犠牲となったのです。









「兄さんっ！！生きてくれ…兄さん！！」





「……………」









「……ギル、死んじゃったんだ………ぐすん。」





「勝手に殺すなっ！こら！！」









そうです。ギルが気絶するほどマズい上にレパートリーの少ない会長の料理……ひたすらマズい。





ギルも一緒に食べてて意識無くしかけてるし、俺も結構ギリギリ…ってか時間差でくるからなぁ……。









「………一口噛み締めたときのジャリジャリ感、舌に触れたときに一気に広がる冒涜的な味。そして何より……









＿＿紅茶は旨い。」←









「……うん。紅茶は美味しい(涙目」

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