話.27 ページ27
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朝起きるとお母さんはもういなくて、その代わりの置き手紙と黒焦げになった食パンと形の崩れた目玉焼きがあった。
ちょっとふふ、って笑ってしまった。
その朝ご飯はだいぶ前に冷めてしまっていたみたいだけれど、私がいつも作る朝ご飯よりも美味しかった。…気がする。
そして、気づいたことが一つ。
朝のお風呂は意外と良い。
さっぱりした気分で学校に行って、放課後は雲雀くんに会いに行った。
雲雀くんはやけに今日は機嫌が良くて、特段何か話すわけではないけれど、雰囲気が穏やかだ。
私が何か話題を振ると、頷いて聞いてくれる。
ちょっと気持ち悪いくらいに穏やかだ。
どうしたの、なんて聞いてみるけれど雲雀くんは「何が？」と言って肯定しようとはしない。
「いや、なんでもないです」
「そう」
ふいっと顔を背けた雲雀くんの顔はやっぱりいつもより優しい顔をしている。
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館サラダ(プロフ) - おあさん» こちらこそ初めまして、館サラダと言います…！コメントありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。キャラクターのことを意識しながら亀更新ながらこれからも書かせていただきます(*´-`) (2018年1月16日 0時) (
レス) id: a42222aa6a (このIDを非表示/違反報告)
おあ - 初めまして『おあ』といいます。なんだか不思議で可愛いお話ですね！雲雀恭弥君の性格が読んでいて、ちゃんと意識しているのかもなあって思います。私も作品を作っているのですが…すごいです！尊敬してしまします！これからも更新頑張ってください！！ (2018年1月14日 11時) (レス) id: b53efceb36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：館サラダ | 作成日時：2018年1月6日 0時
