. AKB48の女神と JUMPｸﾝ . (ページ29)

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. 28話 . ページ29

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莉乃『お疲れ様ー

あ、Aちゃんお疲れ様！』

「莉乃ちゃん！お疲れ」

莉乃『ねーねーご飯行かない？』

「あーごめんね、まだ仕事があって」

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指原莉乃が司会をつとめている番組。
私はレギュラーで出ている。

収録が終わったらいっつも誘われるんだよねー…。

まぁ、全部断ってるんですけど()

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莉乃『えーいつもそれじゃん！』

「ごめんね、次は絶対行くから」

莉乃『絶対だよ？』

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そう言うと莉乃ちゃんは去っていった。

別に、嫌いなわけじゃないんだけど…
めんどくさいんだよね。うん、ごめんね。()

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__それに今日は呼び出しがあるからね。

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呼び出し場所へついて、部屋の中へ入る。

呼び出し場所は結構な人が通る廊下の近くの部屋。

そして、JUMPの楽屋のすぐ近く。

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あは、何考えているんだろーね。萌望ｻﾝは

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華『あ、やっときたぁ。Aちゃん

ずっと待ってたんだよぉ？』

「ごめんね」

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仕事があったからしょうがない。
私、あんたみたいに暇人じゃないし(

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華『あのねぇ、Aちゃんに協力してもらいたいことがあるのぉ。』

「協力…？

うんっ、私に出来ることならするよ」

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私がそう言うと、萌望は不敵な笑みを浮かべた。

多分、私のことを扱いやすくて馬鹿なやつって思ってるんだろうけど。

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華『じゃあ、私がぁ

もぉーっとお姫様になれるようにぃ

協力してねぇ？』

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そう言うと、萌望はポケットからカッターを取り出した。

定番のカッターキャーですか。

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もっと頭使ってくれると思ったのに。残念。

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萌望はカッターで自分の腕を切りつけた。

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「へ…何して…」

華『だぁかぁらぁ…華がJUMPにもっと愛されるようにするためにぃ…

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____あんたを潰すのよ。』

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「ふふっ…」

華『…なにがおかしいのよ』

「あはは…！！！はは！！！！」

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「あんたって本当、馬鹿なんだね？」

華『…は？』

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「でも、簡単に潰しちゃうのは面白くないし…

あんたの思い通りにしてあげる」

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さぁ、叫ぶなら叫んでよ。

私が、あんたの思い通りに動いてあげるから。