GENERATIONSのフランス王子[2]

フランス男62 ページ13

「あー…朝から疲れたー…」


あー…頭痛い…


楽屋の机の上につっぷして、息をはく。机の冷たさが気持ちいい…。


…それにしてもみんなどこいったんだろ…









玲「くっ…かっわいい」ひそひそ

裕「あっ！お菓子探り出したで！」ひそひそ

涼「あっ…お気に召すものがなかったようです！！」ひそひそ

隼「あっ！俺さっき、ポッキー持ってきちゃった…」ひそひそ

メ「なんてこった！！」ひそひそ

亜「ちょっと拗ねてる！！可愛すぎかっ！！」ひそひそ

龍「天使かっ！！」ひそひそ





「…」




ばればれじゃねぇか。



この楽屋には、カーテンでしきられた結構広い試着室みたいな場所がある。




そこからなー聞こえるんですよ。

俺は閉じられたカーテンを勢いよくあける。




シャッ



「「あっ…」」




「…とりあえず、隼くん？ポッキーを返したまえ」

隼「はーい…」

「もーなんで全員で隠れてんの？しかもばればれじゃん」

亜「俺たちがいないときのAってどんななんだろーって」

裕「発案者は、龍友です。」

龍「あっ！！ちょっ」

「いや、別にいいけど」

涼「いつも安定で可愛いね」♡

「あっそっすか…」




戸惑うわぁ…(´･Д･)





玲「この後、雑誌取材だけ？」

亜「のはず…」

隼「えー飲み行きましょーよー」

「まだ、お昼にもなってないし…あっ！！！てか！！！昨日の！！！」

「「あっ…」」汗






「よし、玲於？誰が発案者だ？」

玲「龍友くんです」

「よし。いい子だ」なでなで

玲「えへへ♡」

龍「あっ！！玲於おお？！！裏切りだああああ！！！」

「やっぱ龍友かああああああ！！」

龍「ぎゃあああああ！！」









龍「ほんますんません」

「ん。」


あの後、ケーキ屋さんにいっていっぱいケーキを買ってもらった。

って言っても三個よ？←

2人で事務所までの帰路を歩きながら、俺はケーキが傾かないように慎重に運んだ。


「そういや、2人っきりって久しぶりかもね」

龍「まーだいたい誰かおるもんな」

「ねー」

龍「みんなで取り合いしよるからなぁ…」

「俺のために争わないでっ！！」キラッ

龍「いやぁ、争わせていただきますわぁ」

「いや、争わないで？！」






「めっちゃ美味しい」♡(*´꒳`*)


龍「かわええええ！！」泣

玲「クリームついてる…可愛い」じぃー

隼「愛でたい」

亜「しんどっ」

涼「尊い」

裕「天使でしかないな」

メ「愛しい」

「みんな、語彙力。語彙力。」(´・ω・｀)

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