バーベキュー 汐恩side ページ31
汐恩side
Aが友達とバーベキューの日
雑誌の取材は日が暮れてもなかなか終わらず
合間に何度もスマホを確認する
…全然返事返ってこーへんやん
お昼くらいまではすぐ返事きたのに何してんねん
あーーーー、
なんで行かせたんやろ、俺。あほやん
木全『ねえねえすんごい顔怖いけどどーしたの？』
祥生『汐恩なんか今日ずっとスマホ気にしてへん？』
汐恩『…いや別に』
蓮『なんかあったの〜？』
景瑚『…あ、女？笑』
汐恩『はぁ？！ち、ちゃうし！！もうほっといてや』
蓮『今の反応あやしぃ〜〜笑』
あやしぃ〜〜。
と蓮君の言い方を真似する他のメンバー達
バレそうになって思わず休憩室から出た
あっぶな。
俺ってそんな態度に出てるんか？
…でも逃げたら余計に怪しまれるか、その方が厄介やな、
それから怪しまれないように
取材が終わるまで一度もスマホを見ずにやり過ごした
....
ようやく帰れた時には夜の22時をまわっていた
流石に返事きてるよな
と思いながらスマホを見た
のに。
この時間になってもまだ返信は無い
Aなんかあったんか？
普段でもこの時間返信くるし
嫌な予感がしてすぐに電話をかける
〜♪〜♪… ﾌﾟﾂｯ
着信音が途切れたのと同時に
汐恩『A？』
と声をかけた
�燹弔△痢�もしかしてAの彼氏さん？��
スマホからは男の声が聞こえた
……は？
…誰こいつ
一気に苛立ちがふつふつと沸いてくる
汐恩『…誰お前。』
��Aと同じ大学通ってるリョウって言います。…あの、とりあえず今の状況をざっと説明すると
今Aかなり酔ってて
マンションの前着いたんだけど全然動かなくてさ。
どうしようかなって思ってたら電話かかってきて��
状況を理解した時にはもう家を飛び出していた
汐恩『…すぐ着くんで。待ってて下さい。
あと、一回Aにかわって下さい。』
�爐呂ぁ�…ほら、A！彼氏から電話だぞ〜��
�燹弔靴�んー？��
汐恩『A、大丈夫か？』
�爐靴�んの声が聞こえるぅー！んふふっ♪うれしいなぁ��
汐恩『もう絶対そこから動くなよ？』
あーくそ。
もっと速く動けよ俺の足
1秒でもあの男と一緒にいる時間を作らせたくない
気づけば俺はいつも
Aの事で頭がいっぱい
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luvchim(プロフ) - 初めまして。結末を知っていても、何度読んでも涙で前に進めません。とっても良いお話をありがとうございます。何度も読み直してます。大好きなお話の一つになりました。ありがとうございます！！ (2021年1月19日 16時) (
レス) id: 1634567e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年4月2日 2時
