少しの進歩 ページ9
日曜日。
鶴房君の家で勉強会をする日になった
颯太君んちで毎度恒例となっていた勉強会を鶴房君のお家でする
それだけなんだけど
やっぱ緊張する…
ﾋﾟﾛﾝ♪
そろそろ家を出ようかと身支度をしていた時
彩乃から電話がかかってきた
�爐瓦瓩鵝�今日やっぱ颯太と一緒に行く！！ほんで、汐恩がAの家の近くまで迎えに来るからウチらは後で合流する！ちょっと2人で先始めといて〜��
「えっちょっと待っ
�� 汐恩もうAんちの前着くって〜じゃまた後で…頑張りや！ ��
ﾌﾞﾁｯ---
彩乃は性格はサバサバしているし、大雑把なように見られるが、約束は破らないとても律儀な子だ。
そんな彩乃がこんな急に言い出すには必ず何か訳がある。
あとでしっかり問い詰めよう。
急な展開に頭が追いつかず彩乃との会話をもう一度思い出す
…！！！！
鶴房君私のこと迎えにきてくれてるんだ！
私は慌てて家を出ると、ちょうど鶴房君が自転車で私の家の方へ向かって来るのが見えた。
私の目の前で自転車を止めると、私の顔を覗きこんで
汐恩「突然俺が来てビックリって顔に書いてるで笑」
ニィッ っといたずらっ子みたいに笑った
ドキッ一ーー
その笑顔があまりにもかっこよくて。
顔が熱くなるのを感じ思わず顔を下げる
すると、鶴房君は私の鞄をひょいっと取り上げて自転車のカゴへ入れた
汐恩『A後ろ乗って。』
自転車の後ろをポンポン叩く鶴房君
「…うん、」
照れる気持ちをグッと押し込めて
コクッと頷き、私は鶴房君の後ろに乗った
汐恩『シュッパーツ！！！』
真っ青な空。
汐恩『…危ないから、ちゃんと、捕まっててな』
外は今日も暑くて
自転車を乗ると風が当たって気持ちいい
私はドキドキしながら
鶴房君の背中にくっついてぎゅっと両手で捕まる
心臓が飛び出ちゃいそうなくらい、鼓動が早くなる
後ろから鶴房君を見ると、顔は見えないけど、
耳が真っ赤だ。
それに、すごく心臓がバクバクしてる。
ドキドキしてるのは私だけじゃないみたい
それに気づいた時、
嬉しくて、
すごく愛しくなって
胸がきゅーっと締め付けられる感覚になった
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さおりん(プロフ) - えいりあんさん» コメントありがとうございます(^^)そんなお言葉をいただけて本当に光栄です。結末までまだまだ色んなことが起きますよ…！！！是非この物語の結末まで見ていただければ幸いです！！よろしくお願いします(*^^*) (2020年3月29日 3時) (
レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
えいりあん - とてもいいお話ありがとうございます。結末が楽しみすぎます。 (2020年3月28日 13時) (レス) id: f6e140a5fe (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - じゅいさん» 初コメントありがとうございます(^^)嬉しいお言葉をいただき光栄です！更新もっと頑張ります☆ ここからが2人の正念場になってくるので是非続きも見ていただければ嬉しいです！ (2020年3月28日 9時) (レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
じゅい(プロフ) - 今回のお話で、段々別れが近づいて来たって感じですねっ！いつもいいお話ありがとうございます！！ (2020年3月28日 3時) (レス) id: f3e3cf0a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年3月1日 2時
