花火大会�� ページ23
その瞬間、
ﾋｭｰｰｰｰｰｰ
ﾄﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ
と大きな音と共に
花火が夜空いっぱいに打ち上がった
視界に収まらないくらいの大きい花火だ
次々と打ち上がる花火があまりにも綺麗で
それまで途切れることのなく話していた会話も途切れ
お互い、花火に見惚れていた
汐恩『めっちゃ綺麗やな』
「うん。ここ、めっちゃ穴場スポットやん」
汐恩『もうこれから毎年俺らの場所。』
「ふふっ。そうしよか笑」
�猖菁���
ってことは、
来年も再来年もその先も毎年
こうして鶴房君とこの場所で
一緒に花火、見れるんかな
…そうだといいな
鶴房君と初めて見る花火は
今まで見た中で1番綺麗で
隣で笑う鶴房君は今日もやっぱりカッコよくて
花火の音と一緒に
私の心も小さく鳴り響いた
花火が終わり私達はゆっくりと歩き出す
裏側の道なだけあって周りには誰もいない
街灯だけが道を照らしている
汐恩『A。』
「ん？」
鶴房君がスッと私の手を握る
心臓が止まりそうになった
顔が火照りながら私もそのまま握り返した
鶴房君は照れた表情で嬉しそうに笑った
汐恩『来年もまたこよな。』
「うん。またあの神社で見たいな」
来年も行こうと2人で約束した
それからはいつものように
ふざけたり、からかわれながら
何気ない話をしてゆっくりと歩いて帰る
私の家に着くまで繋いだ手を離さなかった
お互い、ぎゅっと強く繋いでいた
「…あの、私の家着きましたけど？笑」
汐恩『知ってる。』
「手離してもらわんと。笑 家入られへんよ」
繋いでいる手を離してくれない。
そのままグイッと引っ張られる
「わっ」
ボブっと鶴房君の腕の中に収まると
今度はぎゅーっと抱きしめられる
「…鶴房君、くるしい。笑」
汐恩『今日はもうこれで終わりなんやからいいやろ』
「ふふっ。可愛いなぁ笑」
汐恩『可愛いってなんやねん』
離れると私の頭をポンポンして
鶴房君はまたなといって帰っていった
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さおりん(プロフ) - えいりあんさん» コメントありがとうございます(^^)そんなお言葉をいただけて本当に光栄です。結末までまだまだ色んなことが起きますよ…！！！是非この物語の結末まで見ていただければ幸いです！！よろしくお願いします(*^^*) (2020年3月29日 3時) (
レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
えいりあん - とてもいいお話ありがとうございます。結末が楽しみすぎます。 (2020年3月28日 13時) (レス) id: f6e140a5fe (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - じゅいさん» 初コメントありがとうございます(^^)嬉しいお言葉をいただき光栄です！更新もっと頑張ります☆ ここからが2人の正念場になってくるので是非続きも見ていただければ嬉しいです！ (2020年3月28日 9時) (レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
じゅい(プロフ) - 今回のお話で、段々別れが近づいて来たって感じですねっ！いつもいいお話ありがとうございます！！ (2020年3月28日 3時) (レス) id: f3e3cf0a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年3月1日 2時
