一緒。３【灰谷兄弟】

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〜花垣side〜

ヒ「例えばタケミチ君のその選択が間違ってて、結果最悪の未来になっちゃったとしよう
　 それでもヒナは君を応援するよ」

花「ヒナ…」

ヒ「ふふ！ヒナ酷いこと言ってるね！」

ありがとう、ヒナ…

花「オレ！佐野万次郎をぶっ飛ばす！」


―――
――
―

花「マイキー君をぶっ飛ばすにはどうしたら良いかな？」

まずは千冬に相談だ！

松「は？突拍子もない事言い出すなぁ、お前は」

花「オレは真剣だよ！千冬！」

そこで千冬からある提案が

松「まぁでも…まずは仲間集めだな！」

どうやら関東卍會に対抗できる戦力がなければいけないらしい

八「何楽しそーな事話してんの？」

花「八戒…いや」

コイツには事情話せないしな…

八「つかオマエらどーせ暇してんだろ？着いてこいよ！」

そうして八戒に連れて来られた先はなんとも言い難い雰囲気の場所

ってかヤクザ初めてみた…

本物や！！

パ「久し振りじゃねぇか！タケミっち！」

いかついサングラスを外した人物はまさかのパーちんくんだった

この過去ではパーちん君とぺーやん君が不動産会社を経営(？)、三ツ谷君はデザイナー、千冬はペットショップでバイト

そうだ、みんなもうヤンチャしてる訳じゃない
中学生の頃とは違う


千冬の夢


三ツ谷君の夢


パーちん君


ぺーやん君


八戒…


東卍皆の夢


東卍が解散したあの日、マイキー君に皆が死ぬ未来を話した

そして２年後の今

ここはマイキー君が守ってくれた未来なんだ


皆は巻き込んじゃダメだ

花「オレ一人でやらないと」

とはいえ、当てがねぇなぁ…

どうしよう


プルルル…


ん？電話？

電話の相手はドラケン君だった

ド＜タケミっち、今から来れるか？＞

花「え？」


.

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