小さな絆が知っている。

I’m under your spell. ページ28

純粋で無垢。

それが、最初の印象だった。


愛らしいくりくりした目。

形のいい唇。

「可愛い」を詰め込んだような顔立ち。

にもかかわらず。



その思考は、ものっすごい面白かった。


俺が声かけても、全くなびかないし。

それどころか、あっさりとかわすよね。

こんなに面白い子、一度たりとも見たことないよ。

ほんっと、君にはびっくりだ。




....愛おしいんだよ。

いつでも自分を曲げない所も。

案外素直で幼い所も。

たまに大胆な所も。

すぐ顔に出ちゃう所も。


かわいくて仕方がない。



もっと、君を見ていたい。




だからさ。






お願いだ。







目を覚ましてくれ。







もう起きる時間なんだよ、アーヤ

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