合同講義 ページ23
ばっと目を開けると、自分のベットの上だった。
「ん・・・・」
とりあえず、起き上がって廊下に行き、階段を下りる。
「あら、彩、起きてたの」
ママだった。
「連れて来てくれた男の子、心配してたわよ。それと、起きたら電話してって」
「はぁい」
返事をしながら考える。
電話かぁ、若武の方がいいかな。
電話機の方へと行き、受話器を手に取る。
そのまま、若武へと電話をかけた。
「もしもし」
「立花です」
若武はフッと笑った。
「あぁ、アーヤか。大丈夫?どこか、痛いとこあるか?」
いつになくやさしい若武だった。
なんだか、この事件があってから、みんなやさしくなった気がする。
「んーん、大丈夫。ありがとね」
「あのな、明日のことについて、言おうと思ってさ」
「うん」
明日?土曜だよね?
なんか、あったっけ。
「明日、秀明とハイスペック、他2塾合同の講義がある。ついてこねーか?」
わっ、あるの?
ぜんっぜん知らなかった。
うれしい、行きたいっ!
「ぜひ、行かせてほしいな」
「ん、じゃあ明日、誰かに迎えに行かせるよ」
あぁ、4塾合同講義かぁ、楽しみだなぁ!
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ゆうな - すごく面白かったです探偵チームの信頼がグッド詰まっているお話でした (2021年8月20日 0時) (レス) id: 9c262f26ff (このIDを非表示/違反報告)
#モモ# - 次の作品も楽しみにしてます! (2021年8月16日 21時) (レス) id: a8579e89ad (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ - お疲れ様です (2020年4月9日 18時) (レス) id: c350fd39bf (このIDを非表示/違反報告)
(〃ω〃) - 俺たちの、大切な大切な天使なんです(上杉)(〃ω〃) (2019年8月20日 19時) (レス) id: 3d3f2d0827 (このIDを非表示/違反報告)
上杉 亜沙美 - とても良いお話でした。 (2019年8月9日 10時) (レス) id: eea7cb4a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結花@Project KZ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/santsuguji2/
作成日時:2019年3月29日 19時