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コソコソと3人で話していれば、女の子達が
お腹が減ったので帰りたいと言い出す始末
呆れながら志摩さんが伊吹さんが買ったであろうメロンパンを差し出す
「ねぇなんなの、警察こそ情報を開示してください。」
綺麗なお姉さんがそう私達に声をかける
『お前も情報開示しろよ…。』
「あの中で人がシんでたんです。」
私の野次をかき消すように志摩さんが少し大きな声で彼女に言う
その後私の方を少し睨んできた
私は素知らぬ顔で遺体があったトランクルームへと歩き出す
途中で幽霊と騒ぎ出す女の子の声が聞こえる
まさかと振り返れば何故か女の子達ではなく
美人なお姉さんと目が合ってしまった
彼女はスグに目を逸らしたが、その目線の先は
『…008番のトランクルーム?』
志摩さんもそれに気が付いたらしく女性に詰め寄る
…が
「わかった!」
と大きな声をあげた伊吹さんが志摩さんと私を交互に見て
「謎の気配の正体…部屋になんかあんのかな〜って思ってたけど、隣だ。」
私と目が合えばコチラに向かってくる
「となり?」
志摩さんも訝しげにコチラに向かってきた
その様子を動揺した様子で伺う女性
それを見て、この008番に何かある事は確かだろう
『さて、幽霊さんとご対面ですかね。』
私も手袋をつけて2人の後ろに付く
そうして伊吹さんが、大きな扉を勢いよく開けた
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にし(プロフ) - うわああ!!このあとの展開気になりすぎます!!更新楽しみに待ってます! (2022年6月1日 1時) (レス) @page23 id: 1fb28ea862 (このIDを非表示/違反報告)
ノギ - 更新楽しみに待ってます♪ (2021年8月12日 23時) (レス) id: aff14bbd9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンチ | 作成日時:2021年4月19日 9時