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赤井さんが決め台詞的なものを言った後、警察が一気に入ってきた。


その途端、私は安心してその場に座り込んだ。


「ああ〜、よかったぁ上手くいって……」


本当に良かった。上手くいく保証なんてなかったし、いつ私があの世に行ってもおかしくなかった状況だったのだから。


「大丈夫か?」


座り込んでいた私の前に、赤井さんが手を差し出して立っていた。


私は直ぐに、それが立ち上がらせてくれようとしている事に気がつき、素直に赤井さんの手に私の手を重ねる。


そうすると赤井さんは力を入れて私を立ち上がらせてくれた。


「ありがとうございます。なんか、また助けてもらっちゃいましたね」


「ああ、別に構わんさ。お前が無事で良かった」



赤井さんって結構恥ずかしいこと平気で言うよね。



まあ、その度私がドキドキさせられているけど。




「あっ、そうだ赤井さん!傘!傘返そうと思ってたんですよ」


ふと思い出したのはずっと持っていた傘だった。ていうか私はこの為に赤井さんを探していたのだから。



傘を返そうとすると赤井さんから衝撃的な言葉が飛び出した。


「その傘ならあげたつもりだったんだがな」



え?



「そうなんですか?」



「ああ」



うっそぉ……



こんなに大変な思いして探したのに。それにあげたつもりって、分かりにくすぎるよ赤井さん。




……でも、赤井さんにまた会うことができたしよしとしようか。



その後私達は警察の事情聴取を受けることになった。

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とうふ娘(プロフ) - シェラさん» コメントありがとうございます。続きが気になるなんて嬉しいです!更新遅くてすみません。これからも亀更新になるかもしれませんが、頑張ります。 (2017年3月26日 23時) (レス) id: d7ad53d811 (このIDを非表示/違反報告)
シェラ - とっても面白かったです。続きがとても気になります!更新頑張って下さい(●^o^●)応援してます! (2017年3月23日 13時) (レス) id: 5029201a39 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - そうなんですよ(涙)ありがとうございます! (2017年1月30日 18時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)
とうふ娘(プロフ) - りいあさん» わわっ!受験生さんですか!?りいあさんこそ頑張ってくださいね! (2017年1月30日 15時) (レス) id: d7ad53d811 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - 全然大丈夫です!うちも受験生なのでwテスト頑張ってください! (2017年1月29日 14時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とうふ娘 | 作成日時:2017年1月17日 21時

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