Blue four-leaf clover.

久しぶり ページ12

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あの日から









2週間が経とうとしている木曜日









最近は裕太に全然会ってない









私の事を友達だと思っている裕太









確かに普通の友達だったら2週間連絡が取れなくても









さほど気にならないだろう









ましてや私の記憶が何も無いんだったら









新島さんとの恋に没頭している裕太の頭の片隅にも私はいないかも知れない









そんな裕太の私物が置いてある二人の部屋は









すぐに引っ越してしまった









あの部屋に帰るにはかなりの勇気が必要で









あと、最近働き始めた









やっぱり貯金だけじゃ生活が苦しくて









服のショップ店員始めた









こんな風に私の新しい生活が始まった









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最近慣れてきたショップ店員の仕事









せっせと徐々に仕事をこなしているとき









人気ワンピースの在庫を追加してたら









後ろからどこか懐かしい声がした









「Aちゃん...」









後ろを振り返ると









今、一番会いたくて、会いたくない人が居た









A「裕太...」









久しぶりにその名を口にすれば









また目頭が熱くなる









でもここは職場









泣いたらダメと自分に暗示をかける









裕太「久しぶり」









そう言って笑うあなたの笑顔









ずっと見たくてたまらなかった









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ニューヨーク　　　修正ありです。→←届く距離にある指輪

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