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あの後爆弾に気をとられている間に桂は姿を消し、池田屋事件は幕を閉じた。
『すみません、土方さん。
今回は私の指示に問題がありました。』
私は後日副長室を訪れ、土方さんに頭を下げた。
建物を囲ませたが、結局桂は屋上から逃げ出したのだ。
とんだ誤算だった。
そしてこれは総長としてあるまじき事だと自覚している。
「別に気にするな。Aのせいじゃない。」
そう言って土方さんは頭を撫でてくれた。
土方さんは私が小さい時から何か落ち込んだらしているとこうやって頭を撫でてくれる。
優しいな…。
ゴツゴツした大きな手が、私の頬に触れる。
「ほら、仕事溜まってんだろ？
早く行け。」
土方さんは目を細めて笑った。
普通の女の子だったら、間違いなく惚れてしまうと思う。
『はい！』
私は仕事をかたすため、自室へ向かった。
ラッキーカラー
あずきいろ
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す - 変な作品ですねw (2019年2月20日 10時) (
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作者名：伊藤 | 作成日時：2018年2月6日 20時
