妹子、うん子 ページ41
いきなりの告白に、椰子は面食らって目を丸くした。
「林檎ちゃん…？ええっ！？」
「うん。てか嫌いな人いないんじゃない？」
「…それはどういう…」
「あんたも無花果も冴花もすきだよ！やっぱみんないい奴だし」
「そうですか…」
林檎の超天然爆弾発言に、椰子はがっくりとうなだれた。
「ま、とりあえず椰子はうちのショコラティエってことで！」
「え？」
「あ、知らなかった？私達、『頂上』行くんだよ！」
「おい、頂上って…まさか…」
「うん。その頂上だよ」
「…えええええええええええっ！！」
椰子は驚きのあまり、２，３歩後ずさりして叫んだ。
「だからさ、椰子も来るでしょ？てか、絶対来て！これは私の命令だ」
「んな勝手な…」
「無花果せんせーはジェラテイエとして参戦するけど」
「無花果先生も？」
「ああ」
「頂上、喜んで行かせていただきます〜ｖ」
椰子は飛び跳ねるのをやめると、何やら意味深に持ちかけた。
「そこで、一つ条件が…」
「…ふむふむ」
林檎はしばらく頷き、答えを出した。
「いいよ！じゃあ行こうぜ！」
「行こう行こう！」しかしそこで、椰子は思い出したように言った。「やっぱり何かがおかしい」
「何？」
「林檎、今無花果先生のことジェラティエって言ったよな」
「うん」
「ジェラティエじゃなくて、ジェラティエーレじゃないか？」
「そんなのどっちだっていいよ。てか違いが分からない」
「はあ？どっちでもいいって、お前無花果先生の前でそんなこと言ったら吹っ飛ばされるぞ！」
椰子は何も知らない林檎のために説明を始めた。
「いいか、パティシエとかは全部フランス語の名前だろ？」
「うん」
「フランス語には女性形と男性形がある。だから、女性の職業には『ール』か『ーレ』が最後に付くんだ」
「じゃあジェラティエはジェラティエーレ？」
「そうだ。それを応用していけば簡単、ショコラティエはショコラティエール、パティシエはパティシエール。ソムリエはソムリエールだよ」
「そんじゃ、行こう」
「お前聞いてたか！？」
「小野妹子！」
「俺は椰子であって小野妹子じゃねぇ！子違いやめろー！」
「うんｋ…」
「それ以上言ったら殴り飛ばすぞ！誰がトイレに流されるんだアホー！」
「うんこ」
「てめー！」
そう騒ぎ立てながら、２人はある人物のもとへと向かっていった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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紅映(プロフ) - 見た瞬間腹筋崩壊ｗｗワロタｗｗ (2011年8月24日 17時) (
レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ - あほすぎるだろwwwww (2011年8月24日 16時) (レス) id: a3f2b589f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - つみはし、右足のひざ下の方骨折してるみたいで、風呂掃除の長靴みたいな水色のやつはいてたｗｗ (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - あははｗｗふりかけじゃないんだから！喧嘩は売りませんｗ (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
海原 ハナ - 喧嘩かぁ？あ、ってかお久しぶりです！！紅映様！/喧嘩売るなら私が買ってやらぁ(笑) (2011年8月23日 20時) (レス) id: 99514ec7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅映 | 作成日時：2011年7月10日 16時
