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友達の資格 ページ31

「本当か?また脅してるとかじゃないの?」
「いえ…そのようなことは」
「大丈夫、美堂さんはそんなことしない!しかし可愛い…」
「だいたい」林檎が言った。「なんで生徒会役員のうちの一人が急に協力してくれる気になってんのよ」

美堂は明るく美しい笑顔で答えた。「私、知っての通りお嬢様と呼ばれる存在でして、とってもピュアなんです」
「そう自分で言ってる時点でピュアじゃないじゃん。お前アホ?」
「アホではありません。ピュアです!覚えてくださいね」
「覚えるかアホ」

林檎は冴花の近くへ寄り、手を引っ張った。「帰ろう」

「離して!」
「なんで離さなきゃいけないんだよ」
「私はもう…あなたと友達でいる資格がない」
「資格?」林檎は目を丸くした。「なんだそりゃ」
「役にも立てず…結局自分のために友達の身を売った…最低な女なの!生きている資格もない!離して…もう誰の顔も見たくないのよ!」

しかし林檎は、そんな冴花の言葉を髪の毛をいじりながら聞いていた。

「はぁ?何言ってんの冴花?」
「もう帰って!放っておいてよ!」
「・・・いやだ」
「…!」
「どうして私が誰かの言うこと聞かなきゃなんないのよ」
「…」
「ねぇ。いつから友達やるのに資格がいるようになったんだ?」
「…」
「そんなこと誰が決めたの?一度友達を失った、じゃあもう一回やり直しちゃダメなの?資格?バッカじゃないの?私の友達くらい私が決めんの!だからあんたは自動的に私の友達なの!」
「…そんな勝手な」
「勝手だろうと構わない!勝手だろうとなんだろうと…私は」
「私、私ってうるさいな!早く帰ってって言ってるでしょう!もう友達じゃないって何度言ったらわかるのよ!」
「分かった。それが冴花の本心なら別にいい。でも…」

林檎はすっと立ち上がり、大きく息を吸って叫んだ。


「でも…私は諦めが悪いんだ!さっさと帰るぞ冴花!友達やるのに資格なんかいらないはず!どうしても欲しいなら今やるよ!さあ、持ってけ!」

冴花の目から、ぼろぼろと涙がこぼれた。

「…うん!林檎、こんな私を助けてくれて、本当に…ありがとう…!」

まァまァ、作者の戯言でも読んでリラックスw→←協力者・美堂玲の登場


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紅映(プロフ) - 見た瞬間腹筋崩壊wwワロタww (2011年8月24日 17時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ - あほすぎるだろwwwww (2011年8月24日 16時) (レス) id: a3f2b589f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - つみはし、右足のひざ下の方骨折してるみたいで、風呂掃除の長靴みたいな水色のやつはいてたww (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - あははwwふりかけじゃないんだから!喧嘩は売りませんw (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
海原 ハナ - 喧嘩かぁ?あ、ってかお久しぶりです!!紅映様!/喧嘩売るなら私が買ってやらぁ(笑) (2011年8月23日 20時) (レス) id: 99514ec7d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅映 | 作成日時:2011年7月10日 16時

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