生徒会はアホ揃い ページ2
階段を上って教室に入ると、もうすでにクラスメイトは通路に並んでいた。
林檎も慌てて荷物をしまい列に加わると、誰かが林檎の肩をつついてくる。
・・・冴花だ。
彼女はいつもこうして林檎をつつき、振り返ると肩からひょこりと顔を出すのが好きなのだ。
「なんだ、冴花・・・」
林檎が振り返ると、案の定冴花はひょこりと顔を出し、嬉しそうに笑った。
「またまた、私の事つついて何が楽しいの？」
「何となく」
冴花は眉間にしわを寄せて、林檎の真似をして見せた。
「さすがの林檎も今日は冴えない顔してるね…発表は大丈夫なの、保険委員長さん？」
「いやー、全っ然！」
林檎がそう言って笑うと、冴花はさらに眉間にしわを寄せた。
「林檎ねえ…全然って！笑い事じゃないでしょう？」
「だって笑うしかないでしょ？」
「じゃあ‘何て言えばいいか分からないので終わりです。保健委員会’とでも言うの？林檎、そんなことしたら間違いなく本部に嫌われるよ！この学校で本部に目を付けられるという事がどういう事か分かってるの！？」
「ああ、はいはい。分かってるったら」林檎は気だるそうに返事をし、さらに続けた。「お金持ち生徒会が支配するこの学校ではそれが全て。どんなに製菓技術があろうと、生徒会に嫌われちゃおしまいだし、あたし達がこんな高校生臭いことやってるのもそのせい。でしょ？委員会だなんて普通製菓学校ではないし、生徒会があるのもここだけ」
冴花はうなずき、林檎に前へ進むよう急かした。
「ほら、早く進んで。もう列は進んでる、アリーナにつく前に何言うかちゃんと考えておくのよ」
「へいへい。要は活動内容と目標でしょ？」
「それがあなたにできるのか…」
「失敬な！」林檎はニヤリと笑って付け足した。「いいのを思いついたから、楽しみにしてな」
ラッキーアイテム
革ベルト
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紅映(プロフ) - 見た瞬間腹筋崩壊ｗｗワロタｗｗ (2011年8月24日 17時) (
レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ - あほすぎるだろwwwww (2011年8月24日 16時) (レス) id: a3f2b589f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - つみはし、右足のひざ下の方骨折してるみたいで、風呂掃除の長靴みたいな水色のやつはいてたｗｗ (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
紅映(プロフ) - あははｗｗふりかけじゃないんだから！喧嘩は売りませんｗ (2011年8月24日 13時) (レス) id: 3de99fac11 (このIDを非表示/違反報告)
海原 ハナ - 喧嘩かぁ？あ、ってかお久しぶりです！！紅映様！/喧嘩売るなら私が買ってやらぁ(笑) (2011年8月23日 20時) (レス) id: 99514ec7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅映 | 作成日時：2011年7月10日 16時
