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さきにいって ページ11

其の儘進んで行くと、大きな鏡が捨ててあった。


僕の身長の1,5倍は有るであろうその鏡は塵の山の中でも古参な様で、蔦やらなんやらが絡まり、


まるでその鏡自体が植物であるかのごとく其処に鎮座していた。


その鏡を見た瞬間、Aちゃんが、少し動揺した。


そして、其の鏡には近づきたくないと云う様に、足を止めてしまったのだ。


「ど…如何したの?」


アレはそんなに怖いモノなんだろうか。


「先に…先に行って。」


Aちゃんは微かに震える声で云った。


「行って、絶対振り返らないでね。振り返ったら、命はないと思ったほうが善い」


「好奇心に負けないで」


彼女が余りにも苦しそうな声で云うので、きっとアレはとても怖いモノなんだろう。


振り返らなければ大丈夫なら、其処まで怖くはない気がするんだけどなあ…


結局僕たちが振り返ることはなかった。



随分進んできた。


もう何時間歩いただろうか?似たような景色が続く所為か、時間感覚が掴みにくい。


かといって、ここで携帯を出したら、油断している間に化け物に襲われそうだ。


暫く歩くと、現場へ来る時に見た建物が見えた。何とか町には帰ってこれていたらしい。


其の儘進んで行くと、山の中に入った。


現場とは違う山らしい。


…此処は嫌な感じがする。虫が___喩えるなら、蜘蛛のようなものが足に絡みつくような感覚。


そして、


がさり。


背筋が凍った。

ひゃくにちそう→←でんしゃ



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イベント開催者A - 十柱瓜さん» おお!気づいていただけましたか!「さひしいよ」の件については、「び」のつく題名が思いつかなかったので無理やりしちゃったんですよね…読んでくださりありがとうございました! (2020年1月19日 7時) (レス) id: 8063665ae5 (このIDを非表示/違反報告)
十柱瓜 - 隠し要素、気づかせていだきました!いえい!   (ネタバレ含みます。)其処でなのですが、一番最後、「さびしいよ」が、「さひしいよ」になってませんか?見間違え、又、わざとなのでしたら申し訳ございません。 (2020年1月18日 22時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
イベント開催者A - 十柱瓜さん» コメントありがとうございます!えっ、あ、こちらこそ産まれて来てくれてありがとうございます!更新頑張りますね!嬉しい! (2020年1月14日 7時) (レス) id: 8063665ae5 (このIDを非表示/違反報告)
十柱瓜 - あ、深夜廻だ…。……え!?いや、あの、ちょ、ほんとに、まじで、あの、生まれて来てくれてありがとうございますッ!!!(唐突) (2020年1月13日 19時) (レス) id: b7a49d6e6e (このIDを非表示/違反報告)
イベント開催者A - さくらもちさん» 私も好きです。結婚しよう(真顔)確かに最近寒いですよねぇ…さくらもちさんもお気をつけて!コメントありがとうございます、頑張ります! (2020年1月7日 6時) (レス) id: 8063665ae5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イベント開催者A | 作成日時:2019年5月15日 17時

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