番外編 ページ21
諏訪「あれ、甲斐たち今日はやいじゃん」
甲斐「別にいいだろ。」
いつも遅刻ギリギリのせいか、皆に驚かれた。
けど肝心の本人がいない
石倉「なぁ、思ったんだけどよ…」
須永「百瀬も遅刻魔だったよな」
なんの事情も知らない彼女は焦りひとつ見せず予鈴ギリギリに来て席に着いてすぐ寝てしまった。
(相変わらずマイペース…)
だから挨拶なんてする隙がなかった。
休み時間…挨拶はダメならと話しかけようとした。
須永「な、なぁもも…」
百瀬「あ、澪奈〜宿題見せて」
俺の声は届かず、影山の元へ行ってしまった。
甲斐「どんまいとしか言えねぇわ」
昼放課に甲斐にフォローされてしまった。
こ
石倉「まさかあそこまでしぶといとは…さすが百瀬A」
中尾「まぁたまたまタイミングが合わなかっただけだよ…うん」
須永「まぁそうだよな、まだ一日目だもんな
ちょっとトイレ行ってくるわ」
石倉「秒で戻ってこいよ!」
須永「無理だわ」
・
・
でも本当に今日は話せなかったな…存在を知ってもらうのさえ難しいのか…
そう考えながら教室に戻ろうと歩いていると誰かとぶつかってしまった
須永「あ、大丈夫か?…って百瀬!」
百瀬「うぇ?あ、うん大丈夫だよ。こちらこそごめんね大丈夫?」
百瀬だった。え、やばい…こんな展開で…
須永「も、もうそろそろ昼放課終わるのにどこ行くんだよ」
少しでも会話が続けたらと話を切り出した
百瀬「え…いやぁ、ちょっとそこまで」
そう言って上を指した百瀬。なるほど…
須永「サボりか」
百瀬「あはは…バレちゃった」
須永「今日は5時間なんだし、あと1時間頑張れねぇの?」
百瀬「あと1時間だから寝たいんだよ〜。だめ?
」
だめ?なんて首をかしげて両手を合わせるもんだからダメなんて言えねぇよな
「まぁいいんじゃねぇの」と言うと
「やった〜須永くんから許可もらったから堂々とサボれるよ。ありがとう〜」といいながら屋上に向かっていった
名前…覚えてたんだ。するとたちまち嬉しさがこみあげてきた。
教室に入ると石倉と甲斐、中尾が異変に気づき、授業の予鈴がなるまで質問攻めにあったのだった
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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます!須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います! (2019年2月24日 9時) (レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します!私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります!更新応援してます! (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎* | 作成日時:2019年2月23日 23時