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繚「お久しぶりです
相変わらず2人ともAを甘やかしてるみたいで
程々にしてくださいね」
『グダグダ言ってねぇで早く行け!』
繚「ほらこうなっちゃうんだから
それじゃあ頼んだわよ」
夫「お願いします」
『おう』
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その日は沖田と遊んでいた子供達
食堂で夕飯が食べ終わり風呂の時間となった
沖「オイ絢ちゃんを離しやがれィ」
放「イヤだ」
近「離してやらねぇと風呂に入れねぇよ?」
放「俺と入る」
土「シスコンも大概にしねぇと大きくなってウザがられるぞ」
放「それひじかたの話し」
土「は?」
放「そうご兄ちゃんがひじかたはシスコンでAを甘やかしてばっかって言ってた」
土「てめっー!総悟ォォ!
ガキに何デマ流してんだ!」
沖「失礼でさぁ覆しようのない事実だってのに」
『っるせぇなじゃあ2人まとめて私と入りゃあ良い』
沖「待て待て6歳は歴とした男だぜ」
近「男はみんな獣だぞ」
『6歳のガキ相手に何言ってんだ
アンタらの方がよっぽどガキだろ
なぁ放斉、そんなに不安だってなら絢と私と食堂のおばちゃんとで大勢ではいるから
それでもダメか?』
放「...それなら」
『よし良い子だ、んじゃ近藤さん達頼んだぞ』
近「任せとけ!」
┈┈┈┈┈┈┈┈
「オイ放ちゃん俺らの部屋でトランプしようぜ!」
「いや俺らの部屋でUNOだろ!」
「いやここは大人の階段を...」
山「ちょっとみんな!放ちゃん困ってんでしょ!
あと今日は沖田隊長の部屋で寝るんだって」
裸の付き合いというやつなのか風呂から上がると平隊士達に囲まれ「放ちゃん」と愛称までつけられていた
沖「Aと一緒に寝ると絢ちゃんどころか放斉まで潰されちまう」
放「...えっ」
『デタラメ言ってんなよ、お前に懐いたからお前の部屋で寝るんだよ
別に私の寝相がどうとかじゃねぇやい』
「「「...」」」
『なんの沈黙?』
沖「おっともうこんな時間、じゃあ俺たちはここで失礼するぜィ」
「放ちゃんまた明日な!」
「暖かくして寝ろよ!」
『返事、してやれ』
放「あり、がとう」
「おうよ!」
沖「すっかり隊士たちに懐いたみてぇで
みんな悪ぃヤツじゃあねぇだろ?」
放「...うん」
放斉と手を繋いでいた総悟が話す
『しかし、放斉はタバコに慣れてんな』
沖「あ?」
『普通こんくらいの歳の子供はタバコの匂いにイヤイヤ駄々こねるんだが兄さんが近くにいても平気そうだったろ?』
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作者名:おとか | 作成日時:2022年9月28日 17時