真選組総長って愛されてんね・3巻【沖田総悟】 (ページ17)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:2,990 hit

92，ページ17

沖「あのバカ皇子生き物を見る目もなけりゃあ女を見る目もないってかィｸﾞﾌｯ」

山南に腹パンされる沖田

沖｢ｹﾎｯｹﾎｯ...そんなに嫌なら見合いぶち壊しゃあいいじゃねぇかぃ」

『そー簡単に言うけどなァ今回の件は国家問題に発展しかねねェ
もしあっちが機嫌を損ねたら私どころか真選組全員の首が飛ぶってこともある』

土「結婚の話を白紙にするにはあっちから引き下がってもらわねェと」

近「この際嫁いだらどうだ？央国星の皇子だぞ！玉の輿じゃねーか！」

『近藤さんめんどくさくなってんじゃねーよ』

近「いやいやそんなんじゃないって〜
もうAも18歳だ結婚の話くらい来て当然だろう」

沖「それにしても幼き頃から心に決めてた人っつーのは誰のことなんですかねェ？ﾆﾔﾆﾔ
おっとわざわざ聞くのは野暮でし...」

『えっなに？早く俺以外のやつのところに嫁げって？』

沖「断じてそんなこたァ言ってやせん
とにかく見合いは普通にしながらも自然にそしてバカ皇子に引かれりゃあいいってことですねィ？」

土「そんな事出来んのか？」

沖「俺にいい案がありまさァ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈見合い当日

山「わぁ...総長お綺麗です！」

『ザキすまねェな、髪に化粧に何から何まで』

山「いえいえ！」

『あの皇子のために粧し込むのも癪だが
どんな計画があんだろーな』

沖「おぉ〜できやしたか」

山南は赤い振袖を着ており髪は綺麗に結い上げられ
普段は全くしない化粧も薄らだがしていた

近｢お姫様みたいだな！｣

土｢近藤さんそれ今タブー発言｣

『いやいい、ありがとな近藤さん
んで総悟どんな計画なんだ』

沖｢名付けて！
昔の男が...忘れられないの...
オイA昔の男ってもしかして俺...
もういいの！私はハタ皇子と...作戦〜!!｣

土｢いや長ぇよ!!しかも全部棒読み！｣

『総悟と私ができてたって設定か？』

沖｢そうでさァそーすりゃあ
お互いの身を案じて別れた2人の間に割って入るハタ皇子という最悪のレッテルが貼れまさァ｣

『まぁここまで来たら一か八かやってみっか』

土｢粧し込んだのにはなんの意味があんだ？｣

沖｢昔の男と出会った時に着てた振袖
とかなんとかまぁそんな感じでさァ｣

土｢わかったお前が見たかっただけだろ｣

近｢もうすぐ時間だ店に行くぞ｣

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

見合いの場はいかにも高級料理がたくさん出てきそうな料亭

土｢この部屋だな｣
近｢まだ誰も来てねェみてェだ｣