真選組総長って愛されてんね・3巻【沖田総悟】

87， ページ12

土「決着つけようじゃねーか」

真選組隊士達が取り囲む中、刀を握った伊東

伊「土方ァァァァ!!」

土「伊東ォォォ!!」

山南や近藤、沖田は普段からは想像もつかない真剣な顔をしている

ドパァ

伊東の血が傷口から吹き出す
勝負は土方の勝ちだ

その瞬間土方と隊士達と、伊東の心が繋がった

伊「が...とう、あり...がとう」

伊東はこと切れた

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ちーーん

場所は変わり真選組屯所では観察 山崎退の葬式と松平片栗虎の愛犬の葬式がとりおこなわれていた

『おい総悟
何がどうなって見たこともねェ犬の葬式なんざに出席する事になったんだ』

沖「馬鹿言うなあそこに山崎の遺影もあるだろィ？俺達は山崎の葬式に出席してるんでィ」

『写真でも存在感うっすいな終わったら電話しろ』

よっこらせと言いながら立ち上がる山南

沖「おいおい、いくらなんでも松平のとっつぁんの愛犬の葬式はほったらかせねェぜ」

『やっぱ犬の葬式かよ、逃げたとかなんとか誤魔化しといてくれ』

沖「逃げたら切腹ですけどねィ
あの世まで追いかけられることになるけど」

近「こらA座りなさい、みんなが心配するでしょ」

『...わーったよ』

「あんな事もあったしもう俺達...以前の真選組に戻れねーかもしれねェな」

ドゴォ

「「『!?』」」

「ぎゃあああああ!!山崎が化けて出たァ!!」

？「局中法度一条局を脱するこれを許さず
局中法度十二条マガジン以外の漫画局中で読むなかれ」

『はぁ...またでた』

？「局中法度十七条会議及び重要な式典の際は携帯の電源を切るべし
局中法度四十五条死してなお化けて出ることなかれ武士たる者潔く成仏すべし
てめーら全員士道不覚悟で切腹だァァァァァァァァ!!」

「.....副長」
「副長ォォォォォォ!!」
「やったァァァァ副長が戻ってきたぞォ!!」

やれやれと首を振る山南と沖田、一部始終を見守る近藤

きっと私と近藤さん、総悟は同じことを考えているのだろう
真選組の魂は近藤さんだけじねェ兄さんだって大切な魂の一部なんだ

帰ってきてくれることをどれだけ待ちわびたことか
それまでどれだけ不安だったことか

どれだけみんなが慕っていることか



プリキュアプリキュア
プリキュアプリキュアプリキュアプリキュア
プリティでキュアキュアふたりはプリキュア〜

ピッ

土「はいもしもし土方でござる」

真選組動乱篇[完]

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