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八話 ページ9

一日分の授業が終わり、声が無意識のうちに出る。
『やっと帰れるーッ!!』
「うわうるさ。」
「冷た〜てかめちゃ打ち解けたよねー!一日もたって無いのに!」
「ね!二人がここまで仲良くなるとは思わなかった!ね〜mondo!」
「…まあ。」
「や、でもほんとに話せる人できてよかった!ぼっちになるかすごい心配だったからな〜」
「ああ、A初対面の人とまともに話せないもんね!」
「ヴッ…直接言われると刺さるなぁ…」
「だったら話せるようになれよ。」
「それはそうだけどさ〜…」
そんな談笑をしながら帰る準備をする。
「…っと、そしたら帰ろっか!」
「おけ〜!」
「ん」
ーーーーーー
学校を出る。
「あ“〜〜〜…明日も学校かぁ…やだな〜… 」
「当たり前だろ。俺も嫌だけど。」
「ほんと二人はそういう時だけ息ぴったりなんだね…まあ予想はしてたけど!」
「だって誰でも一回は学校やだなって思うでしょ!大人になって絶対使わないようなことだってやらされるしテストの点数でほぼ成績決まっちゃうんだよ!」
「ちょーっと寝てただけで怒られるしな。」
「…それはmondoがずっと夜遅くまでゲームしてて寝不足だからでしょ…」
「んえ、mondoゲーム好きなの?」
「それなりには。」
「いや全然暇さえあればしてるし俺込みで絶対好きだよゲーム。」
「ほんと!?だったらさ…私の友達とゲームして欲しい!」
「「………は??」」
「…今なんて?」
「だ・か・ら!私の友達とゲームしてって!」
「お前とじゃなく?」
「なんで私?私ゲーム下手だし。友達がもっとゲームやれる仲間増やしたい!!って言ってたから!」
「まあ、俺はいいけど…mondoは?」
「…やる。どっちが上の立場(Aより仲良い)かわからせてやる…」
「わあなんかやる気だあw」

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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時

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