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四十話 ページ42

今日もまた授業が終わる。
『んゃ〜〜〜疲れだ…』
伸びをすればボキボキと肩から背中、至る所から音がする。
「音ヤバすぎ…大丈夫なのそれ。」
「大丈夫だぞ!これやった方がすっきりするしね〜」
mondoは引き気味に見つめてくる。
「…てかシャツ出てきてるぞ。」
「わ、ほんとだ気付かなかった。」
「………普通に危ないだろ。ボソ」
「なんて??」
「あー…なんでもない。」
「ん、おっけ〜」
何言ったのかめっちゃ気になるけどこういう時あんま詮索はしない方が身の為だってありぴから実際身をもって何度も実感させられたから深くは聞かない。
………あの時のありぴは本当に視線だけで人殺せそうまであったで。
まあそんなとこもかっこええけど♡♡♡
「そういやsellyと朝日本語で話してた?」
「ああ、うん!せりちゃん私の為に勉強してくれてるんだって!!!!むちゃくちゃ良い子すぎる…」
「…ふーん」
あれ、なんか露骨にmondoテンション下がりやがった。
そっちから話振ってきたくせして失礼ちゃいますー?
「やっぱ日本語の方が話しやすいのか。」
「まーね?そりゃ日本産まれ日本育ちだしな…」
「なんかその言い方面白いね」
「何故??」
いや普通に言わん?
県とか当てはめたりしてそうやってまとめていうのとか。
「てか逆に小さい頃から覚えて使ってきた言語を違う言語に変えるのとか無理じゃない?難し過ぎるでしょ!!!」
なんで韓国語の方が話しやすいという選択肢があるんや。
そんな人韓国で育った人か韓国語の才能ある人だけや馬鹿。
「いやいや、そんなの分かんないよ〜?w」
楽しそうに声を弾ませてる。
分かりやすいなお前。
てかほんとにお前の笑いのツボおかしいやろ!!!!!!

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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時

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